亭主の家出
『亭主の家出』は、
1978年10月2日から
1979年3月26日まで
テレビ朝日系列で全26回にわたって放送された
テレビドラマです。主演は
小林桂樹が務め、制作は
テレパックが担当しました。
概要・あらすじ
物語の主人公は、一流ホテルの宴会課長として働く47歳の鯉沼彦九。
見合い結婚から20年、女子大生の長女と高校生の長男を持つ父親です。職場では多忙な日々を送る一方、家庭では妻や子供たちから邪魔者扱いされるという状況に、密かに悩みを抱えています。世の妻たちは「亭主元気で留守がいい」と思いがちですが、彦九はそれに反発し、同じような悩みを抱える友人たちと理想郷「亭主の館」を作り、そこへ家出することを計画します。愛人から逃げ出したい旧友・浦山も仲間に加わり、中年男たちの哀愁をコミカルに描いた作品です。
主要な登場人物
鯉沼彦九: 小林桂樹
主人公。家庭での居場所を失い、家出を企てる。
鯉沼琴江: 三ツ矢歌子
彦九の妻。夫に冷たい態度を取りがち。
速水辰雄: 秋野太作
彦九の同僚。
鯉沼駒子: 池上季実子
彦九の長女。
鯉沼浩一: 山田隆夫
彦九の長男。
高丘のり子: かたせ梨乃
早瀬文夫: 渡辺寛二
吉川義夫: 吉田次昭
横田: 今井耕二
悟(彦九の甥): 小倉一郎
夏木静夫: 岸部一徳
柳川二郎: 早川雄三
速水圭子: 榊原るみ
小川真造: 今福正雄
小川有香: 岩井友見
水原伸吾: 谷隼人
村田良子: 風祭ゆき
太田幸三: 若松芳次
ボーイ: 中村俊安
吉川の母・夕子: 稲野和子
三枝子(伸吾の恋人): 結城しのぶ
矢沢: 中条静夫
蟹山: 名古屋章
黒田: 桜井センリ
松原マチ子: 岸田今日子
浦山春男: 杉浦直樹
彦九の旧友。愛人から逃げたいと考えている。
真木会長: 森繁久彌
スタッフ
原作: 吉村昭「亭主の家出」(
文藝春秋刊)
脚本: 福田陽一郎、八木柊一郎
音楽: 小川よしあき
技術: 佐々木俊幸
カメラ: 石川恵洋
カラー調整: 白鳥好一
録画編集: 今村信男
照明: 藤原武夫
音声: 奥山東宣宏
音響効果: 塚田益章
演出補: 中山緑郎
美術制作: 吉田純二
デザイン: 佐野均
美術進行: 宮崎守弘
大道具: 西田忠司
装飾: 福田健一
持道具: 鵜沼裕作
衣裳: 恩田泰治
化粧: 小島和子
ロケ協力: 全日空
衣裳協力: 斉憲、ポップモード
制作主任: 杉村治司
制作協力: 渋谷ビデオスタジオ
プロデューサー: 本多勝也、河原公輔(KBC)
演出: 福田陽一郎、大黒章弘、本多勝也、河原公輔
制作: 九州朝日放送、テレパック
八社共同制作: 九州朝日放送、北海道テレビ、
東日本放送、
テレビ朝日、名古屋テレビ、朝日放送、
広島ホームテレビ、
瀬戸内海放送
主題歌
「ローテーション」
作詞:
藤公之介
作曲:森田公一
唄:
森田公一とトップギャラン(CBSソニー)
サブタイトル
(サブタイトルリストは省略)
外部リンク
*
亭主の家出 - テレビドラマデータベース