テンハッピーローズ

テンハッピーローズ

テンハッピーローズ（Ten Happy Rose）は、2018年2月26日に誕生した日本の競走馬です。彼女の名前には「幸せ」という意味が込められており、母馬の名も含まれています。この馬は2024年のヴィクトリアマイルで、見事に勝利を収め、その名を広めました。

戦績

2歳時（2020年）

テンハッピーローズは2020年6月に行われた楽天サラブレッドオークションにて2244万円で落札されました。8月15日には小倉[[競馬場]]でデビュー戦を迎え、7番人気にも関わらず、終始レースを優位に運び、勝利しました。さらに、10月にはアルテミスステークスに挑戦し、3着という好成績を収めました。

3歳時（2021年）

3歳シーズンの初戦であるフェアリーステークスでは1番人気に支持されましたが、結果は4着。続くチューリップ賞では10着と、その後のレースでは苦い経験を重ねました。最終的には自己条件に戻り、次の挑戦に備えました。

4歳時（2022年）

2022年には、5月22日のフリーウェイステークスで勝利を収め、オープンクラスに昇格しました。しかし、昇級後は厳しい戦いが続き、そのシーズンでの勝利は1回のみとなりました。

5歳時（2023年）

2023年初戦の京都牝馬ステークスでは6着、次の阪神牝馬ステークスでは7着と不振が続きましたが、6月25日のパラダイスステークスでは3着に入線。8月27日には朱鷺ステークスで念願のオープン戦初勝利を手にしました。この頃から、津村明秀騎手とのコンビが定着し、よりいっそうのパフォーマンスを発揮するようになりました。

6歳時（2024年）

2024年にはヴィクトリアマイルに挑戦。2月の京都牝馬ステークスと阪神牝馬ステークスでの敗退を受けて、的外視される形で14番人気として臨みました。レース中は中団につけ、直線での運びが巧みだったことが功を奏し、フィアスプライドを抜き去って見事に勝利。これにより、彼女は重賞及びGI初制覇を達成し、津村騎手も21年目でのGI初勝利を飾りました。

競走成績

彼女の競走成績や血統については、2024年9月の時点での情報を元に記載されています。主な近親には、ドゥレッツァ（2023年菊花賞）、ノーザンスパー（1995年BCターフほか）、サマーセント（2020年マーメイドステークス）がとりあげられています。

まとめ

テンハッピーローズは、数々の波乱を生み出しながらも、その能力を成長させ、ついにはGIレース制覇を成し遂げた競走馬です。今後の活躍が期待されます。

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