ディエゴ・カスティーヨ (内野手)

ディエゴ・カスティーヨ：プロ野球の軌跡

1997年10月28日、ベネズエラのララ州バルキシメトに生まれたディエゴ・アレハンドロ・カスティーロは、右投右打の内野手としてプロ野球界で活躍する選手です。2014年、ニューヨーク・ヤンキースとアマチュア・フリーエージェント契約を結び、プロ野球人生の幕を開けました。

ヤンキース傘下時代：マイナーリーグでの成長

ヤンキース傘下では、ルーキーリーグからA+級まで着実にステップアップしていきました。各レベルで多くの試合に出場し、打率、打点、盗塁などで安定した成績を残しました。特にルーキーイヤーである2015年には、打率.331、40打点という好成績を残し、将来性を示しました。しかし、2020年はCOVID-19の世界的流行によりマイナーリーグの試合が中止されたため、公式戦への出場はありませんでした。2021年シーズンはAA級でスタートしましたが、シーズン途中でトレードによってチームが変わることになります。

パイレーツ時代：メジャーリーグデビュー

2021年7月、クレイ・ホームズとのトレードでピッツバーグ・パイレーツへ移籍。AA級、AAA級を経て、念願のメジャーリーグ昇格を果たしました。そして2022年4月7日、セントルイス・カージナルス戦でメジャーデビューを飾ります。このシーズンは96試合に出場し、メジャーリーガーとしての実績を積み重ねました。オフシーズンには、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、40人枠に登録されました。

ダイヤモンドバックス、そして放出

2022年12月、スコット・ランドールとのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍。しかし、2023年シーズンはメジャーリーグでの出場機会はわずか1試合に留まりました。一方で、傘下のAAA級リノ・エーシズでは124試合に出場し、打率.313、72打点と高い打撃能力を示しました。シーズン終了後、DFA（指名解雇）となり、新たなチームを探すことになります。

移籍劇：メッツ、ヤンキース、フィリーズを経てオリオールズへ

2024年1月、カスティーロはウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍しましたが、すぐにDFAとなりました。その後、ヤンキース、フィリーズと移籍を繰り返すも、いずれのチームでも定着することができず、DFAを繰り返します。そして2月16日、ウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍。しかし、2月18日に再びDFAとなり、2月20日にはマイナー契約でAAA級ノーフォーク・タイズに配属されました。

今後の展望

カスティーロ選手は、マイナーリーグで培ってきた経験と高い打撃能力を活かし、メジャーリーグでの活躍を目指しています。数々のチームを渡り歩きながらも、彼の高いポテンシャルは依然として魅力的です。今後の動向に注目が集まります。

詳細情報

年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績（内野、外野）
背番号：64（2022年-2023年）
関連情報：メジャーリーグベースボールの選手一覧、ベネズエラ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
公式SNS：Instagram (@diegocastillo28)

彼の今後の活躍に期待しましょう。

もう一度検索