ディック・ウッド

ディック・ウッド（Dick Wood、1936年2月29日 - 2015年4月4日）は、アラバマ州ラネット出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはクォーターバック。

経歴

オーバーン大学卒業後、1959年のNFLドラフトでボルチモア・コルツに指名されましたが、ロースターに残ることができませんでした。1962年にフリーエージェントとしてデンバー・ブロンコスと契約し、その後サンディエゴ・チャージャーズ、ニューヨーク・ジェッツ、オークランド・レイダース、マイアミ・ドルフィンズでプレーしました。AFLの5球団すべてでプレーしたのは、彼が唯一の選手です。

1962年シーズン途中、サンディエゴ・チャージャーズに移籍しましたが、シーズン終了後に解雇されました。1963年には、ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチに就任したウィーブ・ユーバンクに見出され、入団しました。

1964年、シェイ・スタジアムでのチーム初となるタッチダウンパスを、タイトエンドのジーン・ヒーターへ成功させました。この年、22インターセプトを喫したものの、2,298ヤードを投げ、17タッチダウンを記録しました。

1965年、ジェッツにジョー・ネイマスが加入したため、オークランド・レイダースに移籍しました。

1966年には、新規加入したマイアミ・ドルフィンズに加入しましたが、パス成功率36%、4タッチダウンに対し14インターセプトと低迷し、先発QBの座をボブ・グリーシーに奪われました。このシーズンを最後に現役を引退しました。

2015年、アトランタで亡くなりました。

プレースタイル

オークランド・レイダース在籍時、ロングパスを投げる能力はアル・デービスに評価されましたが、同僚のトム・フローレスと比較してパスの正確性に欠けました。また、機動性にも課題がありました。

外部リンク

* 通算成績と情報 NFL.com, or Pro-Football-Reference （英語）

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