ディネルソン・ラメット

ディネルソン・ラメット・エルナンデス

ディネルソン・ラメット・エルナンデスは1992年7月18日、ドミニカ共和国のサンティアゴ・デ・ロス・カバリェロスに生まれたプロ野球選手で、ポジションは投手です。右投げ右打ちでのプレースタイルが特徴で、愛称は「エル・フラーコ」と呼ばれています。

プロ入りとパドレス時代

ラメットは2012年にフィラデルフィア・フィリーズと契約寸前まで進みましたが、書類面での問題により契約は成立しませんでした。その後、2014年にサンディエゴ・パドレスと正式に契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせます。デビュー年の2014年は、ルーキー級ドミニカン・サマーリーグで2試合に登板し、防御率2.25で8奪三振を記録しました。

2015年はA級フォートウェイン・ティンキャップスに所属し、26試合（先発24試合）に登板し、5勝8敗、防御率2.99、120奪三振を達成しました。この年の翌2016年には、A+級レイクエルシノア・ストーム、AA級サンアントニオ・ミッションズ、AAA級エル・パソ・チワワズの3球団で計28試合に先発し、12勝10敗、防御率3.00、158奪三振という成績を残しました。

2017年にはAAA級エル・パソでの活躍を経て、5月25日にメジャー契約を結びメジャーデビューを果たしました。初登板ではニューヨーク・メッツを相手に5回1失点の好投を見せ、初勝利を手にしました。しかし、2018年シーズンはトミー・ジョン手術の影響で全休となります。2019年にはメジャー復帰し、2020年オフには初めてオールMLBセカンドチームに選出される栄誉を得ます。

ロッキーズ時代

2022年8月1日、ラメットはジョシュ・ヘイダーとのトレードでミルウォーキー・ブルワーズに移籍しましたが、3日後にDFAにされ、その後ウェイバーを経てコロラド・ロッキーズに移籍しました。この移籍によって新たなキャリアをスタートさせました。

投球スタイル

ラメットは主にスライダーとフォーシームを駆使しており、他にもツーシームやチェンジアップを投げることがあります。その多角的な投球スタイルは多くの打者に対して効果をもたらし、長いキャリアの中で魅力を発揮しています。

詳細情報

2023年度シーズン終了時の成績や投手としての詳細データは、メジャーリーグ公式サイトやESPN、Baseball-Referenceなどで確認できます。過去の成績を通して、ラメットは安定した実力を示し続けており、今後のさらなる成長が期待されています。

附記

彼の背番号はこれまでに64（2017年）、29（2019年 - 2022年途中）、32（2022年途中 - 2023年）と変遷しました。2024年からは94を着用予定です。ラメットはドミニカ共和国出身の多くのメジャーリーグ選手の一人であり、今後の活躍に期待が寄せられています。

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