デビッド・フレッチャー (野球)

デビッド・オーウェン・フレッチャー：多彩な才能を持つユーティリティプレーヤー

デビッド・オーウェン・フレッチャー（David Owen Fletcher）は、1994年5月31日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ出身のプロ野球選手です。内野手、外野手としてプレーし、右投右打。現在はMLBのアトランタ・ブレーブス傘下に所属しています。愛称は「フレッチ（Fletch）」。

プロ入りからエンゼルス時代

2015年のMLBドラフト6巡目（全体195位）でロサンゼルス・エンゼルスから指名されプロ入り。ルーキー級、A級でのプレーを経て、着実にステップアップ。

2018年6月12日にエンゼルスとメジャー契約を結び、翌日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビューを果たしました。この試合で初安打・初打点を記録。7月にはメジャー初本塁打も放ち、80試合に出場し打率.275をマークしました。

2019年には154試合に出場し、打率.290、6本塁打、49打点、8盗塁と素晴らしい成績を収めました。ゴールドグラブ賞の三塁手部門で3位に入るなど、守備面でも高い評価を得ました。

2021年にはエンゼルスと5年総額2600万ドルの契約延長に合意。主に1番打者、二塁手として出場し、打率.262、2本塁打、47打点、15盗塁を記録しました。

2022年には遊撃手にコンバートされるも、怪我による長期離脱も経験しました。

ブレーブス傘下時代

2023年12月8日にトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。その後マイナー契約となりました。2024年はAAA級で開幕を迎え、5月には投手としてプロ初先発。ナックルボールを駆使し、5回を2失点、6奪三振という結果を残しました。

WBCイタリア代表としての活躍

2023年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では、母親のルーツであるイタリア代表に選出。弟のドミニク・フレッチャーと共にプレーしました。

プレースタイル

フレッチャーは、悪球打ちを得意としています。低いボール球を安打にする技術を持ち味としています。2020年には地面から1.4メートルの高さのボールを二塁打にするという驚異的な打撃を見せました。

人物像

特技はルービックキューブで、90秒で6面を完成させることができます。子供の頃からエンゼルスファンであり、デビッド・エクスタインに憧れていました。打撃スタイルも彼に似ています。

エンゼルスでチームメイトだった大谷翔平とは同い年で、親交が深いことでも知られています。母親がイタリア出身であり、自身もイタリア語を流暢に話します。

詳細情報

年度別打撃成績: (省略)
WBCでの打撃成績: (省略)
年度別守備成績: (省略)
背番号: 6（2018年 - 2019年）、22（2020年 - ）
* 代表歴: 2023 ワールド・ベースボール・クラシック・イタリア代表

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