デボンドレ・キャンベル

デボンドレ・キャンベル：NFLを代表するラインバッカー

デボンドレ・キャンベル（De'Vondre Campbell）は、1993年7月1日、アメリカ合衆国フロリダ州フォートマイヤーズ出身のプロアメリカンフットボール選手です。現在はNFLの強豪、グリーンベイ・パッカーズに所属し、ミドルラインバッカーとしてチームを支える重要な役割を担っています。

大学時代

ミネソタ大学に進学したキャンベルは、2013年シーズンに35タックルを記録し、その才能の片鱗を見せ始めました。続く2014年シーズンには75タックル、2.5サックと大きく成長。そして2015年シーズンには、92タックル、4サックと圧倒的な成績を残し、大学フットボール界でその名を轟かせました。

NFLキャリア

アトランタ・ファルコンズ

2016年のNFLドラフトにおいて、キャンベルは全体115位でアトランタ・ファルコンズから指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ファルコンズとは4年総額290万ドルのルーキー契約を結び、1年目から先発の座を掴み取りました。この年、チームはスーパーボウルに進出。ニューイングランド・ペイトリオッツとの激闘を繰り広げましたが、28-3という大量リードを守り切れず、逆転負けを喫しました。

アリゾナ・カージナルス

2020年4月6日、キャンベルはアリゾナ・カージナルスと1年契約を結びました。2020年シーズンには、第9週のマイアミ・ドルフィンズ戦で、当時ルーキーだったトゥア・タゴヴァイロアからサックを記録しました。

グリーンベイ・パッカーズ

2021年6月9日、キャンベルはグリーンベイ・パッカーズと1年契約を締結。この移籍が、彼のキャリアを大きく飛躍させるきっかけとなりました。2021年シーズンには、自己最多となる146タックル、2サックを記録し、パッカーズのミドルラインバッカーとしては1966年以来となるオールプロファーストチームに選出されるという快挙を成し遂げました。この活躍が認められ、2022年3月17日にはパッカーズと5年総額5,000万ドルという大型契約で再契約を結びました。2022年シーズン、第7週のワシントン・コマンダース戦では、テイラー・ハイニキからインターセプトを奪い、そのままキャリア初となるタッチダウンを記録しました。

デボンドレ・キャンベルは、その卓越した運動能力と高い戦術理解度で、グリーンベイ・パッカーズのディフェンスを牽引する不可欠な存在です。今後の更なる活躍が期待される、NFLを代表するラインバッカーの一人と言えるでしょう。

外部リンク

グリーンベイ・パッカーズの公式サイトへのリンク'>Green Bay Packers bio
Minnesota Golden Gophers bio

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