デュース・アンド・ドミノ

デュース・アンド・ドミノは、アメリカのプロレス団体WWEで活躍したタッグチームです。メンバーはドミノ、デュース、そしてマネージャーのチェリー。

彼らの最大の特徴は、1950年代をコンセプトにした時代錯誤なギミックです。スマックダウンにデビューすると、1950年代風の音楽が流れる中、派手なオープンカーに乗って登場。デュースとドミノのリーゼントヘアに革ジャン、チェリーのローラースケートに風船ガムという、徹底した時代考証が笑いを誘いました。

しかし、そのユニークなギミックとは裏腹に、彼らの実力は本物でした。当時のWWEタッグ王者であったポール・ロンドン＆ブライアン・ケンドリックに連勝するなど、その実力を見せつけます。そして、2007年4月17日、イタリア・ミラノで行われたスマックダウンで、ついにWWEタッグ王座を奪取しました。

しかし、王座戴冠は長くは続きませんでした。2007年8月31日、MVP＆マット・ハーディーに敗れ、王座から陥落。その後、チェリーがチームを離脱、さらにデュースとドミノの間に仲間割れが発生し、ユニットは解散へと向かいます。

2008年8月、ドミノとチェリーはWWEを解雇。デュースは、リングネームをシム・スヌーカに改め、シングルプレイヤーとして活動を続けました。一時的にレガシーに加入するもすぐに離脱し、2009年6月にWWEを解雇されています。

必殺技
クラック・エム・イン・ザ・マウス：ドミノが相手の顔面を押さえつけ、そこへデュースがビッグブーツを叩き込む連携技。

タイトル歴
DSW
ディープ・サウス・タッグ王座：1回
OVW
OVW南部タッグ王座：3回
WWE
WWEタッグ王座：1回

入場テーマ
I'm All About Cool

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