デルマルーヴル

デルマルーヴル - 日本の競走馬

概要

デルマルーヴル（Derma Louvre）は、2016年3月19日生まれの日本の競走馬です。その競走成績には、2018年の兵庫ジュニアグランプリと2019年の名古屋グランプリという重賞タイトルが含まれています。馬名の由来は「冠名」とフランスの観光名所であるルーヴル美術館から来ており、優雅さと国際的な魅力を感じさせます。

戦績の詳細

デルマルーヴルは、2018年8月25日に札幌競馬場での2歳新馬戦でデビューしました。この時は4着という結果に終わりましたが、2戦目で勝ち上がり、続くオキザリス賞で優勝を果たし、その後、兵庫ジュニアグランプリに出走しました。このレースでは、直線で外から一気に突き抜け、2着のオルトグラフに4馬身の差を付けて重賞初制覇を達成しました。

続く全日本2歳優駿では、ノーヴァレンダに次ぐ2着となりましたが、3歳となるとさらなる成長を見せました。初戦のヒヤシンスステークスで3着を獲得した後、ドバイへ遠征しUAEダービーに出走。ここでは後方から追走し、最終コーナーで差し込み、プリュクパルフェに次ぐ4着に入賞しました。

帰国後はジャパンダートダービー、レパードステークス、白山大賞典の3戦連続で2着に入る健闘を見せましたが、その後の浦和記念では4着となり、名古屋グランプリへ出走しました。このレースでは、先行したアングライフェンを最後に差し切り、クビ差で優勝し、重賞2勝目を手にしました。

4歳シーズンとその後

4歳シーズンに入ると、初戦の川崎記念で3着となりましたが、フェブラリーステークスでは15着と結果が振るわず、続くドバイ遠征も新型コロナウイルスの影響で中止となったため帰国を余儀なくされました。夏に復帰し、マーキュリーカップと日本テレビ盃で2着と好成績を残しますが、JBCクラシックや浦和記念では6着、東京大賞典では8着と、なかなか勝利には結びつきませんでした。

5歳になってからは、着外が続き勝つことが困難なシーズンとなりました。しかし、7歳になった2023年2月の佐賀記念で久々に2着となり好成績を収めましたが、その後のマーチステークスで15着、平安ステークスでも11着となり、安定感を欠く結果が続きました。同年6月14日にはJRA競走馬登録を抹消され、その後高知競馬へ移籍することが決まりました。

競走成績

デルマルーヴルの競走成績は、日本国内外において様々なレースに参加しており、その記録の多くがnetkeiba.comやJBISサーチ、Racing Postの情報に基づいています。彼の成績は2024年6月13日現在のもので、これからの活躍にも期待が寄せられています。

デルマルーヴルは、その名に恥じない素晴らしいパフォーマンスを見せ、多くのファンに愛される存在であり続けることでしょう。

もう一度検索