ドコモ・データコム

ドコモ・データコム株式会社について

ドコモ・データコム株式会社は、NTTドコモグループに属する企業であり、主にNTTドコモの基幹システムの開発や、その他ソリューションの開発を担っています。NTTドコモの機能分担子会社として、グループのシステム戦略において重要な役割を果たしています。

概要

ドコモ・データコムの前身は、1962年に設立された日本資料計算株式会社です。当時、日本電信電話公社（現在のNTT）のコンピュータシステムによる料金計算業務を受託するために設立されました。その後、NTTグループの一員として、通信ビジネスの拡大や市場環境の変化に対応しながら事業を拡大してきました。2005年からはNTTドコモが主要株主となり、ドコモの連結子会社となりました。さらに、2022年のドコモグループ再編に伴い、現在はNTTコムウェアが主要株主となり、その子会社として運営されています。

沿革

1962年4月: 社団法人電気通信協会の出資により、日本資料計算株式会社として東京都渋谷区恵比寿に設立。日本電信電話公社より電話料金計算業務を受託開始。
1965年4月: 東京都渋谷区道玄坂のテルウェル渋谷ビルに移転。
1975年9月: 長野センター（現在の信越支店）を開設。
1988年6月: 日本データコム株式会社に商号を変更。
1999年11月: 出資構成を変更。NTTグループが75.7%（NTTドコモ、ドコモ・センツウ、NTTデータ、NTTコムウェア）、その他が24.3%となる。
2003年2月: 東京都新宿区富久町の新宿EASTビルに移転。
2004年3月: ISO 9001（2000年版）認証を取得。
2005年3月: ISMS Ver 2.0認証、プライバシーマーク認証を取得。
2005年4月: ISO 14001（1996年版）認証を取得。
2005年11月: 出資構成を変更。ドコモグループが58.9%（NTTドコモ、ドコモ・システムズ、ドコモ・センツウ）、その他が41.1%となる。
2006年4月: ISO 14001（2004年版）認証を取得。
2007年3月: ISO/IEC27001認証を取得。
2007年4月: プライバシーマーク（JIS Q 15001:2006）に準拠。
2008年7月: 出資構成を変更。ドコモグループが58.9%（NTTドコモ、ドコモ・システムズ）、その他が41.1%となる。
2009年3月: 自己株式の消却（11.1%）と出資構成の変更。ドコモグループが66.2%、NTTデータが16.9%、NTTコムウェアが16.9%となる。
2010年10月: 子会社の西武電算株式会社を吸収合併。
2011年4月: ドコモグループ社内基盤（DiSH）を導入。
2012年10月: ドコモ・データコム株式会社に商号を変更。
2015年3月: ISO/IEC27001（2013年度版）認証を取得。
2022年7月: 出資構成を変更。NTTデータが16.9%、NTTコムウェアが83.1%となる。

関連会社

株式会社NTTドコモ
株式会社ドコモCS
ドコモ・サポート株式会社
ドコモ・テクノロジ株式会社
ドコモ・システムズ株式会社
NTTコムウェア株式会社
* 株式会社NTTデータ

外部リンク

ドコモ・データコムホームページ

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