ニーミアス・クエタ

ニーミアス・エスドラス・バルボーサ・クエタについて

ニーミアス・エスドラス・バルボーサ・クエタ（Neemias Esdras Barbosa Queta、1999年7月13日生まれ）は、ポルトガルのセトゥーバル県バレイロ出身のプロバスケットボール選手です。現在はNBAのボストン・セルティックスにセンターとして所属しています。

プロ入りまでの道のり

クエタは10歳の時にバスケットボールを始め、FCバレイレンセのユースチームに入団しました。18歳でSLベンフィカに移籍し、2018年にプロデビューを果たします。また、ユース世代のポルトガル代表としても活躍しました。

NBA選手を目指すため、2018年8月に渡米しユタ州立大学に留学。1年生時の2018-19シーズンには、マウンテン・ウェスト・カンファレンス（MWC）で平均11.8得点、8.9リバウンド、2.4ブロックを記録。MWCの最優秀守備選手賞とフレッシュマン賞を受賞する活躍を見せました。一時、2019年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明しましたが、最終的には回避しています。

2年生時の2019-20シーズンは膝の負傷に苦しみましたが、22試合に出場し平均13得点、7.8リバウンド、1.7ブロックを記録し、MWCのオールディフェンシブチームに選出。3年生時の2020-21シーズンには更に成長し、平均14.9得点、10.1リバウンド、3.3ブロックと、全ての部門で自己最多を記録しました。

NBAドラフト指名、そしてNBAへ

2021年3月、クエタは2021年のNBAドラフトへのエントリーを表明。ドラフトでは39位でサクラメント・キングスから指名を受け、NBAドラフトで指名を受けた初のポルトガル人選手となりました。2021年8月8日、キングスと2ウェイ契約を結び、傘下のストックトン・キングスに配属され、トップチーム入りを目指すことになります。そして、同年12月18日のメンフィス・グリズリーズ戦でNBAデビューを果たしました。

代表としての活躍

2019年には、自国開催のFIBA U20欧州選手権にU-20のポルトガル代表として出場し、金メダルを獲得しています。

人物

クエタの両親はギニアビサウからの移民です。

プレースタイル

恵まれた体格を生かしたインサイドでのプレーが持ち味です。特に、ブロックショットを得意としており、ディフェンス面での貢献が期待されます。

今後の活躍

NBAでのキャリアをスタートさせたばかりのクエタ。今後の成長と活躍が非常に楽しみな選手です。

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