バーンスー駅 (バンコク・メトロ)

バーンスー駅の概要

バーンスー駅（タイ語：สถานีบางซื่อ、英語：Bang Sue Station）は、タイの首都バンコクのバーンスー区に位置し、バンコク・メトロ（MRT）ブルーラインの駅です。この駅の番号は「BL11」であり、地域の重要な交通ハブとされています。バーンスー駅は、タイ国鉄（SRT）のクルンテープ・アピワット中央駅およびバーンスー分岐駅と接続しており、都市間の移動が便利です。

歴史

バーンスー駅は、2004年のタイ初の地下鉄路線であるバンコク・メトロの開通とともに開業しました。フワランポーンからバーンスーまでの20.8キロメートルの区間がその初期の路線です。駅は当初終着駅としてスタートしましたが、2017年にはタオプーン方面への延伸が実現し、途中駅となりました。

以下は、バーンスー駅の開業日をまとめたものです：

• - 2004年7月3日 【開業】 ブルーライン（フワランポーン - バーンスー）（20.8 km）
• - 2017年8月11日 【開業】 ブルーライン（バーンスー - タオプーン）（1.2 km）

駅構造

バーンスー駅は、地下構造を持つ駅であり、地下2階に改札が、地下3階にホームが設けられています。ホームは相対式ホーム2面2線を備えており、1番線と2番線の両方にフルスクリーンタイプのホームドアが設置されています。駅が開業した当初は、1番線のみの営業でしたが、タオプーン駅への延伸に伴い、2番線が新設され現在に至ります。

また、駅と国鉄の接続に関しては、地下の連絡通路を通じて繋がっています。しかし、連絡通路は相応の距離があり、特にバーンスー分岐駅へのアクセスはさらに遠くなるため、注意が必要です。

周辺情報

バーンスー駅の周辺には、タイ国有鉄道の最大規模のターミナル駅であるクルンテープ・アピワット中央駅があり、多くの路線が発着しています。さらに、サイアム・セメントなどの企業本社も周辺に集まっており、ビジネスエリアとしての顔も持っています。

接続路線

バーンスー駅からの接続先としては、以下の主要な路線があります。

• - イーサーン方面：東北本線（ノーンカーイ行・ウボンラーチャターニー行）
• - 北部方面：北本線（サワンカローク行・チェンマイ行）
• - 南部方面：南本線（スンガイコーロック行・カンタン行）
• - 西部方面：南本線経由（スパンブリー行・カーンチャナブリー行）

さらに、SRTダークレッドライン（駅番号「RN01」）やライトレッドライン（駅番号「RW01」）も利用可能です。

隣接駅

ブルーラインにおけるバーンスー駅の隣接駅は以下の通りです：

• - タオプーン駅 (BL10) - バーンスー駅 (BL11) - カムペーンペット駅 (BL12)

バーンスー駅は、バンコクの交通ネットワークにおいて、非常に重要な役割を果たしている駅です。多様な路線の接続と利便性の高い設計により、通勤通学から観光まで幅広い需要に応えています。

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