パオン・ディーピー

株式会社パオン・ディーピー(PAON DP Inc.)



株式会社パオン・ディーピーは、日本のゲームソフトウェア業界で活動する企業です。主にゲームソフトの企画、制作、販売を手掛けており、多様なプラットフォーム向けに豊富なタイトルを展開しています。1999年に設立され、様々なゲームフランチャイズを引き継ぎながら、現在に至るまで成長を続けています。

沿革


株式会社パオンは、1999年1月20日に設立されました。起業当初は旧データイーストから「ヘラクレスの栄光」シリーズや「空牙」シリーズ、さらには「カルノフ」「チェルノブ」「フライングパワーディスク」などの知的財産権を取得し、宮城県仙台市にあった開発室を継承しました。

2003年には遊技機向けの液晶開発事業にも参入し、大都技研パチスロ機向けのシミュレーターや実機液晶の開発も行いました。2007年からは自社ブランドでのゲームソフトウェアの販売を開始し、続く2010年にはスマートフォン向けのゲーム開発にも乗り出しました。

2015年には株式会社ディーピーと合併し、株式会社パオン・ディーピーとして新たに商号を変更しました。なお、同社はパチスロメーカーの大都技研と密接な関係があり、社長が同社と兼任しています。

開発実績


自社ブランド作品


株式会社パオン・ディーピーは、多くの自社ブランドのゲームを開発・リリースしてきました。以下は主な作品の一部です。
  • - エイリアンのたまご (iOS/Android)
  • - ワンダーオラクル (iOS/Android)
  • - ワールド オブ サマナーズ (iOS/Android)
  • - 大都技研公式アプリ ドリバト!-DREAM CARD BATTLE- (iOS/Android)
  • - ベーモンキングダム (iOS/Android)
  • - スクラッチパイレーツ (iOS/Android)

また、ニンテンドーDS向けには「NEW HORIZON English Course 1〜3」や「日本語検定DS」といった教育系タイトルも手がけ、パチスロゲームでは「クレアの秘宝伝 女神の夢と魔法の遺跡」があります。

受託開発作品


さらに、外部からの委託を受けて開発した作品も多数あります。例として以下のような人気タイトルが挙げられます。

その他、WiiやPSPなどのプラットフォーム向けのゲームも開発し、著名なタイトルの開発にも携わっています。これまでに、幅広いジャンルのゲームに取り組んできた実績があるのが特徴です。

外部リンク



このように、株式会社パオン・ディーピーは、日本国内外で多彩なゲーム開発を行い、その存在感を高めています。

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