パッキー・ノートン

パッキー・ノートン（Packy Naughton, 本名：パトリック・ジョセフ・ノートン（Patrick Joseph Naughton, 1996年4月16日 - ）は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン出身のプロ野球選手（投手）。左投右打。MLBのセントルイス・カージナルス傘下所属。

プロ入り前

ボストン・ラテン・スクールでは、3年生時にトミー・ジョン手術を受けている。2014年のMLBドラフトでは指名されず、バージニア工科大学へ進学。

バージニア工科大学では、1年目に44イニングを投げ、防御率4.91、35奪三振で2勝1敗を記録。2年生時には15試合に登板し（うち14試合が先発）、3勝7敗、防御率6.75という成績だった。夏には、ケープ・コッド・ベースボール・リーグのハーウィッチ・マリナーズでプレーし、リーグオールスターに選出されている。3年生では17試合（うち7試合が先発）に登板し、57+2⁄3イニングを投げて、防御率6.24、2勝6敗、63奪三振を記録した。

プロ入り後

2017年のMLBドラフト9巡目（全体257位）でシンシナティ・レッズから指名されプロ入り。ルーキー級ビリングス・マスタングスでプロデビューし、14試合（12先発）で、防御率3.15、3勝3敗、60イニングで63三振を奪った。

2018年はA級デイトン・ドラゴンズで28試合に先発登板し、5勝10敗、防御率4.03を記録。

2019年にはA+級デイトナ・トーテュガスでオールスターゲームに選出。その後、AA級チャタヌーガ・ルックアウツに昇格。2つのチームで28先発し、防御率3.32、157イニングで11勝12敗、131奪三振を記録した。

エンゼルス時代

2020年8月31日にトレードでロサンゼルス・エンゼルスへ移籍。

2021年はAA級ロケットシティ・トラッシュパンダズで開幕を迎え、1試合に先発登板後、AAA級ソルトレイク・ビーズに昇格。8月4日にメジャー契約を結び、8月8日のドジャース戦でメジャーデビュー。1回を投げて被安打1、2四球、1失点という内容だった。この年はメジャーで7試合（先発5試合）に登板し、0勝4敗、防御率6.35、12奪三振を記録。

2022年3月18日にDFAとなった。

カージナルス時代

2022年3月21日にウェイバー公示を経てセントルイス・カージナルスへ移籍。

2024年はスプリングトレーニングに招待選手として参加したが、シーズンは怪我のため全休した。

プレースタイル

オーバースローから平均球速90マイル（約145キロ）のストレートと、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げ込む。

年度別投手成績

(2024年度シーズン終了時)

年度別打撃成績

(2024年度シーズン終了時)

背番号

58（2021年）
70（2022年 - 2023年）

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