ヒクレオ

ヒクレオ（Hikuleo）について

ヒクレオ（Hikuleo）は、1991年2月7日生まれの男性プロレスラーで、新日本プロレスに所属しています。彼の本名はタウラ・フィフィタ（Taoola Fifita）で、以前はレオ・トンガ（Leo Tonga）というリングネームでも知られていました。ヒクレオはプロレス界において非常に興味深い家族背景を持っています。彼の義父は、WCWやWWFで活躍した名レスラー、キング・ハクであり、またタマ・トンガは彼の実兄、タンガ・ロアは従兄であり義兄にあたります。これらの影響が彼のレスリングスタイルやキャリアに大きな影響を与えています。

来歴

ヒクレオはプロレスラーになるという夢を抱き、チーム3Dアカデミーに入門し、トレーニングを始めました。彼の技術を磨くために、オークランドにあるバッドラック・ファレが主宰するファレ道場に通い、相応のスキルを身につけました。

彼のプロレスデビューは、2016年11月12日にニュージーランドで開催された「CHARITY PRO KING WRESTLING」のイベントで、相手はヘナーレでした。この試合では残念ながら敗北を喫しましたが、その後の彼の活躍は目覚ましいものとなります。

2017年9月には、ケニー・オメガの負傷に伴い急遽新日本プロレスに参戦することとなりました。初めての日本での試合では、実兄であるタマ・トンガと、その従兄であるタンガ・ロアと共にトリオを組み、ジュース・ロビンソン＆レイモンド・ロウ＆ハンソン組と対戦しました。この試合後、タマからBULLET CLUBのTシャツを手渡され、新たな仲間となったヒクレオは、自らの地位を固めることとなります。

2018年1月、彼はリングネームをヒクレオに変更します。その後も多くの試合で活躍を見せ、3月には高橋裕二郎との対戦でレフェリーストップ負けを喫するなど、波乱の展開も経験しますが、その姿勢は多くのファンに支持されています。

2021年7月には、オール・エリート・レスリングの「Fyter Fest」大会に出現し、新王者ランス・アーチャーへの挑戦を表明しました。これにより、彼の名声はさらに高まり、注目を集めます。2022年にはNJPW STRONGの舞台でジェイ・ホワイトに呼ばれ、BULLET CLUB内での立場を再確認し、一時はG.O.D.を裏切りますが、9月にはタマ・トンガやタンガ・ロアとの再結束を果たしました。

2023年には大阪大会にてジェイとの「ルーザーリーブ・ジャパンマッチ」に勝利したことで、新日本プロレスからの追放を回避。また、福岡国際センター大会ではKENTAを下し、STRONG無差別級王座を獲得し、初のタイトルを手に入れました。

得意技

ヒクレオは多種多様な技を武器にしていますが、その中でも特に破壊力抜群の技を持っています。フィニッシュ・ホールドとして名付けられた「ゴッドセンド」は、彼の2メートルの長身から繰り出される強力なチョークスラムです。その他の技としては、パワートリップやネックハンギングボム、エルボー攻撃なども駆使します。

タイトル歴

ヒクレオは新日本プロレスにおいても多くのタイトルを獲得しています。特にIWGPタッグ王座やSTRONG無差別級王座、STRONG無差別級タッグ王座など、彼の活躍は目を見張るものがあります。これからのヒクレオの活躍に期待が寄せられています。

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