フクシマハルカ

フクシマハルカ

フクシマハルカ（4月12日生まれ）は、岡山県真庭市（旧真庭郡落合町）出身の日本の漫画家です。少女漫画を中心に、幅広いジャンルの作品を手がけています。

来歴

作陽短期大学を卒業後、漫画専門学校で技術を磨きました。1999年、講談社の『なかよし増刊なつやすみランド』にて掲載された「さくらんぼ☆キッス」でデビューを果たしました。その後、『おとなにナッツ』や『チェリージュース』などの連載作品で人気を博し、着実にキャリアを積み重ねていきました。2007年には、ドイツで開催されたアニメイベント「AnimagiC」に招待され、サイン会を開催するなど、海外にもファンを広げています。

フクシマハルカは、敬愛する漫画家として高橋留美子の『うる星やつら』を挙げています。その影響は、彼女の作品にも見られ、ユーモアと愛情に満ちた世界観が特徴です。また、東日本大震災の際には、被災者支援のためのチャリティ同人誌「pray for Japan」に描き下ろし漫画を寄稿するなど、社会貢献活動にも積極的に参加しています。

2013年11月からは、吉備川上ふれあい漫画美術館にて原画展が開催され、多くのファンが彼女の作品世界に触れました。

作品の特徴

フクシマハルカの作品は、繊細な心理描写と魅力的なキャラクターが特徴です。特に、少女漫画においては、主人公たちの心の葛藤や成長を丁寧に描き出し、読者の共感を呼んでいます。また、ラブコメディ要素も多く、笑いあり、涙ありのストーリー展開で、読者を楽しませています。

主な作品

フクシマハルカは、数多くの連載作品と読み切り作品を発表しています。

連載作品

おとなにナッツ（『なかよし』2000年6月号 - 2002年1月号）
おとなにナッツー（『なかよしラブリー』2008年秋の号 - 2009年春の号）
ビビってむーちょ♥（『なかよし』2002年2月号 - 9月号）
アイがなくちゃね!（『なかよし』2003年2月号 - 7月号）
けだものだもの（『なかよしラブリー』2003年秋の号 - 2007年夏の号）
チェリージュース（『なかよし』2004年7月号 - 2006年2月号）
オレンジ・プラネット（『なかよし』2006年3月号 - 2007年12月号）
AAA（『なかよし』2008年2月号 - 2009年4月号）
ちよこれいと（『なかよし』2009年7月号 - 2010年6月号）
1年5組いきものがかり（『なかよしラブリー』2009年秋の号 - 2011年秋の号、『なかよし』2012年1月号 - 2013年2月号）
キミノネイロ（『なかよし』2010年9月号 - 2011年12月号）
初恋少年少女（『なかよし』2013年6月号 - 2015年1月号）
彼は今、恋をしている。（『デザート』2013年9月号 - 2014年9月号）
伯爵さまは甘い夜がお好き（『なかよし』2015年2月号 - 2016年1月号）
都会のトム&ソーヤ（原作：はやみねかおる、『少年マガジンエッジ』2016年1月号 - 2017年4月号）
好きしか言わない（『ベツコミ』2016年7月号 - 2017年3月号）
桜井芽衣の作り方（『ベツコミ』2017年7月号 - 2018年9月号）
未成年ごっこ（『&フラワー』2019年増刊春号 - 2021年33号）
神様が私を推してくるんですが…（『ベツフラ』2020年9号 - 2021年14号）
微炭酸なぼくら（『Palcy』2020年6月26日 - 2021年8月31日）
今宵恋してひとしずく（『ベツフラ』2021年20号 - 2022年2号）
南くんのネコはじめました。（『ベツコミ』2022年4月号 - 2023年4月号、『ベツフラ』2022年6号 - 2023年2号）
30歳になったら結婚しよって言ったよな（『ベツフラ』2023年11号 - 連載中）

読み切り作品

さくらんぼ☆キッス（『なかよし増刊 なつやすみランド』1999年）
フォーチュン☆ケーキ（『なかよし増刊 ふゆやすみランド』2000年）
しあわせさがして（『なかよし』2001年4月号）
あたしだってキレイになりたい!（『なかよし』2002年3月号）
秘密だカンナ!（『なかよし』2002年10月号）
きみはボクを好きになる!（『なかよし増刊 はるやすみランド』2003年4月号増刊）
少年人魚（『Chu♥Girl』2005年）
CCC（『なかよし』2007年9月号）
C－（シーマイナス）（単行本書き下ろし（AAAの最終回のその後））

書誌情報

フクシマハルカの作品は、講談社、小学館などから単行本として刊行されています。各作品の詳細な書誌情報は、各出版社の公式サイトやオンライン書店で確認できます。

外部リンク

ハレノクニ - 公式ブログ
フクシマハルカ (@harukafukushima) - X（旧Twitter）
* フクシマハルカ - メディア芸術データベース

フクシマハルカは、これからも多くの読者に感動と笑顔を届けてくれることでしょう。今後の活躍が期待されます。

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