ブライアン・ブルーニー

ブライアン・ブルーニー：波乱万丈な野球人生を送った元メジャーリーガー

ブライアン・ブルーニー（Brian Anthony Bruney）は、1982年2月17日にアメリカ合衆国オレゴン州クラトソップ郡アストリアで生まれた元プロ野球選手（投手）です。

プロ入りとメジャーデビュー

2000年のMLBドラフトでアリゾナ・ダイヤモンドバックスから12巡目指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。そして、2004年5月8日に念願のメジャーデビューを果たします。この年、わずか30試合の登板ながら、31.1イニングで34奪三振を記録し、そのポテンシャルの高さを示しました。

クローザーを経験するも…

2005年にはクローザーも務めましたが、コントロールが安定せず、防御率は7.00台と苦しみました。シーズン途中にマイナーリーグに降格も経験。

2006年にはニューヨーク・ヤンキースと契約し、新たなスタートを切りました。

ヤンキース時代と課題

2007年は中継ぎの一角として期待されましたが、依然としてコントロールに苦しみ、被安打数よりも多い37個の四球を与えてしまいます。1イニングあたりの走者数を表すWHIPは1.62と、安定感を欠きました。登板ごとに調子の波が大きく、重要な場面での失点も目立ちました。

移籍と自由契約

2009年12月7日にジェイミー・ホフマンとのトレードでワシントン・ナショナルズに移籍しますが、2010年5月25日に解雇されます。

その後、ミルウォーキー・ブルワーズ、ニューヨーク・メッツ、シカゴ・ホワイトソックスと、様々な球団を渡り歩きました。

メジャー復帰と再びの自由契約

2011年5月にホワイトソックスでメジャーに昇格し、23試合に登板しましたが、同年8月15日に自由契約となりました。

2012年1月23日には、再びホワイトソックスとマイナー契約を結び、メジャー復帰を目指しましたが、この年以降のプレー記録はありません。

年度別投手成績と背番号

年度別投手成績は以下の通りです。（省略）

背番号は、39（2004年）、30（2005年）、33（2006年 - 2008年）、38（2009年 - 同年途中）、99（2009年途中 - 同年終了）、32（2010年）、40（2011年 - 2012年）と、所属球団によって変更されています。

ブライアン・ブルーニーは、そのポテンシャルを発揮しきれなかった面もありますが、記憶に残る個性的な投手として、ファンの間で語り継がれることでしょう。

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