ブライアン・レイノルズ (野球)

ブライアン・パトリック・レイノルズのプロフィール

ブライアン・パトリック・レイノルズ（Bryan Patrick Reynolds）は、1995年1月27日生まれのアメリカのプロ野球選手です。メリーランド州ボルチモアの出身で、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のピッツバーグ・パイレーツに所属しています。外野手としてプレーし、右投げ両打ちが特徴です。

経歴

プロ入り前

レイノルズは、ヴァンダービルト大学に在学中の2014年にカレッジ・ワールドシリーズで優勝しました。この大会ではダンズビー・スワンソンやウォーカー・ビューラーとともにチームの一員として活躍しました。

プロ入りとジャイアンツ傘下時代

2016年のMLBドラフトで、サンフランシスコ・ジャイアンツから2巡目（全体59位）で指名を受けてプロ入りを果たしました。契約後すぐに、傘下のA-級チーム、セイラムカイザー・ボルケーノズでプロデビューし、続いてA級オーガスタ・グリーンジャケッツでもプレー。その年は56試合に出場し、打率.313、6本塁打、38打点、3盗塁を記録しました。

2017年にはA+級のサンノゼ・ジャイアンツで121試合に出場し、打率.312、10本塁打、63打点、5盗塁という好成績を残しました。この年、オールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜にも選出されました。

パイレーツ時代

2018年の1月15日、レイノルズはアンドリュー・マカッチェンとのトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍しました。このシーズンは傘下のAA級アルトゥーナ・カーブで88試合に出場し、打率.302、7本塁打、46打点、4盗塁を記録しました。また、オフシーズンにはアリゾナ・フォールリーグに参加しました。

2019年シーズンはAAA級インディアナポリス・インディアンスでスタートし、4月20日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースターに登録されました。初めてのメジャーリーグ試合はジャイアンツ戦で、そこでデレク・ホランドから初安打を放ちました。9月4日にはマイアミ・マーリンズ戦でサヨナラ安打を記録し、外野手としてレギュラーに定着しました。そのシーズンは134試合に出場し、打率.314、16本塁打、68打点を挙げました。新人王投票では4位という評価を受け、非常に高いパフォーマンスを示しました。

2020年には60試合制の短縮シーズンにおいて若干の低迷を経験しましたが、2021年にはオールスターゲームに選出され、チャンスを得たときには「8番・中堅手」として先発出場しました。この年は159試合に出場し、打率.302、24本塁打、90打点という見事な成績を残しました。MVP投票では11位にランクインするなど、その実力が証明されました。

統計と記録

レイノルズはMiLBではオールスター・フューチャーズゲームに1回選出され、MLBではオールスターゲームに1回出場しています。また、2019年にはトップス・オールスター・ルーキー・チームに外野手として選ばれました。

年度別打撃成績（2023年度シーズン終了時）

年度別守備成績（2023年度シーズン終了時）

レイノルズは外野のさまざまなポジションでプレーし、特に左翼手としての出場が多くなっています。

総評

レイノルズは、その打撃力と守備力でMLBで注目される選手です。今後のさらなる成長が期待されています。彼のプレースタイルとパフォーマンスは、パイレーツにとって重要な資産となっており、ファンからも大きな支持を受けています。

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