ブレイク・ボートルス

ロビー・ブレイク・ボートルス

ロビー・ブレイク・ボートルス（Robby Blake Bortles、1992年4月28日 - ）は、アメリカ合衆国フロリダ州アルタモンテ・スプリングス出身の元プロアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック（QB）を務めていました。

プロ入り前

高校時代はフットボールと野球の両方で才能を発揮。セントラルフロリダ大学に進学後、1年次は赤シャツとして過ごし、翌2011年には10試合に出場。パス110回中75回成功、958ヤード、6TD、3INTの成績を残しました。2年次には14試合すべてに出場し、パス399回中251回成功、3059ヤード、25TD、7INTを記録。ランでも285ヤード、8TDをあげる活躍を見せました。2013年にはチームをフィエスタ・ボウル出場に導き、パス301ヤードを稼ぎ、ベイラー大学に52-42で勝利。自身も攻撃MVPに選ばれました。

プロ入り後

ジャクソンビル・ジャガーズ

2014年1月5日、2014年のNFLドラフトにエントリーを表明。同年5月8日に行われたドラフトで、ジャクソンビル・ジャガーズから1巡全体3位で指名を受けました。この年、QBとしては最初に指名された選手となりました。6月18日には、ジャガーズと4年契約を結んでいます。

開幕当初はチャド・ヘニーの控えでしたが、第3週のインディアナポリス・コルツ戦で後半から出場。パス24回中14回成功、223ヤード、2TD、2INTの成績を残しました。翌週のサンディエゴ・チャージャーズ戦でプロ初先発を果たしますが、この年はリーグワーストの55回のサックを浴び、345ヤードを喪失。先発した試合の成績は3勝10敗でした。

2015年シーズンは、チームは5勝11敗に終わり、自身もリーグワーストの51回被サック・18回のインターセプトを記録。しかし、タッチダウンパス35本・パス4,428ヤード・パス成功355回を記録し、これらはいずれもジャガーズのフランチャイズレコードを樹立しました。

2016年シーズンは、パス獲得ヤード3,905ヤード、パス成功率58.9%、23タッチダウンパス、16インターセプト、34被サックを記録。

2017年シーズンは、パス3,687ヤード、21回のタッチダウン、13回のインターセプト、QBレーティング84.7という成績でした。チームは10勝6敗で地区優勝、第3シードを獲得。自身初のプレーオフとなったバッファロー・ビルズとのワイルドカードゲームでは10-3で勝利し、1タッチダウンを挙げましたが、パス獲得ヤードは87ヤードに留まりました。しかし、ディビジョナルラウンドのピッツバーグ・スティーラーズ戦ではパス成功率14/26、214ヤードを獲得し、チームも45-42で勝利。チームを1999年以来となるカンファレンス決勝に導く活躍を見せました。チャンピオンシップのニューイングランド・ペイトリオッツ戦ではパス成功率23/36、293ヤードを獲得しましたが、チームは20-24で敗れ、スーパーボウル進出はなりませんでした。

2018年シーズンは一転して不調に陥り、チームが7連敗を喫したところで控えQBのコーディ・ケスラーと交代。先発の座も失いました。チームはオフにニック・フォールズを獲得したこともあり、このシーズン限りでジャガーズを去ることとなりました。

ロサンゼルス・ラムズ

2019年3月18日、ロサンゼルス・ラムズが獲得を発表。しかし、ラムズでは3試合の出場に留まり、同年限りで退団しました。

ラムズ退団後

2020年9月にデンバー・ブロンコスと契約を結び、同年12月29日にはジャレッド・ゴフを怪我で欠いたラムズと契約。しかし、このシーズンの試合出場はありませんでした。

2021年5月12日にグリーンベイ・パッカーズと契約しましたが、7月27日にリリースされました。同年11月4日に正QBのアーロン・ロジャースがCOVID-19の検査で陽性となったため、練習生として再契約。2日後の11月6日にカンザスシティ・チーフス戦に向けてアクティブロースター入りしましたが、試合に出場することはなく、9日後の11月15日にチームからリリースされました。

同年12月24日にニューオーリンズ・セインツと契約するも、試合出場することなくオフにリリース。2022年10月4日に現役引退を表明しました。

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