プレシデンテ・アイェス県
プレシデンテ・アイェス県は、
パラグアイの中央部に位置する県です。
2016年の人口は約11万8801人で、
パラグアイの18県の中では15番目に人口が多い県です。県都はビージャ・アイェス。
名称の由来
県の名前は、第19代
アメリカ合衆国大統領の
ラザフォード・ヘイズに由来します。彼は、三国同盟戦争後に発生した
アルゼンチンとの国境紛争において、
パラグアイに有利な仲裁を行いました。この功績を称え、県名に彼の名前が付けられました。
人口推移
人口は増加傾向にあります。
2000年7月1日:8万4408人
2005年7月1日:9万4735人
2010年7月1日:10万5416人
2016年7月1日:11万8801人
地理
プレシデンテ・アイェス県は、以下の県と隣接しています。
北:アルト・
パラグアイ県
北東:コンセプシオン県
東:サン・ペドロ県
南東:コルディエラ県、中央県、
アスンシオン
南:
フォルモサ州(
アルゼンチン)
西:ボケローン県
主要都市
ビージャ・アイェス:県都。人口は約2万2100人。
ベンハミン・アセバル:人口は約1万100人。
歴史
ヨーロッパ人の侵略時代には、先住民との戦闘によって多くの町が放棄されました。ボルボン要塞(現在のフエルテ・オリンポ)のみが生き残りました。
ポルトガルや
フランスもこの地域に進出しようとしましたが、成功しませんでした。
1878年、
アメリカ合衆国大統領
ラザフォード・ヘイズが
アルゼンチンとの国境紛争を
パラグアイに有利に仲裁しました。
1906年、県は東西に分割されました。
気候
最高気温は44℃、最低気温は0℃を記録しています。年間平均気温は26℃で、年間降水量は900~1200mmです。
脚注
参考資料
Geografía Ilustrada del Paraguay, Distribuidora Arami SRL; 2007. ISBN 978-99925-68-04-0
Geografía del Paraguay, Primera Edición 1999, Editorial Hispana Paraguay SRL
外部リンク
パラグアイ観光庁 (SENATUR) (
スペイン語)
プレシデンテ・アイェス県の牧場の写真 (英語)