プロレスリング・エルドラド

プロレスリングElDorado（エルドラド）とは

プロレスリングElDoradoは、2006年2月23日に設立された日本のプロレス団体です。運営はソウル・コネクションが行っていました。Dragondoorの後継団体として誕生しましたが、独自の路線を追求し、短期間ながらもプロレス界に足跡を残しました。

設立の背景

ElDorado設立の背景には、前身団体であるDragondoorの組織改編がありました。設立当初、Dragondoorのスポンサーであったlivedoorが「livedoorショック」を引き起こしたため、関係を断つという噂も流れましたが、記者会見でこれは否定されました。Dragondoor旗揚げ時の目標達成（近藤修司対石森太二戦の実施、闘龍門2000プロジェクトの復活、ウルティモ・ドラゴンからの卒業）を理由に、新たな目標に向けて再出発すると説明されました。また、ロゴマークはlivedoorのデザイナーである石川秀一が担当し、特定のカラーを持たず、その時々で色が変わる仕様でした。

2006年4月27日には新宿FACEでプレ旗揚げ戦「BREAK THE DOOR OPEN」を開催し、同年7月16日には後楽園ホールで旗揚げ戦「CREATION OF ElDorado」を開催しました。

運営体制の変更

2007年1月24日、リングソウルの代表である藤永幸司が記者会見で、プロダクション「ソウル・コネクション」を設立し、ElDoradoを運営していくことを発表しました。同年2月22日にはエル・ブレイザーが退団しています。同年11月には、代表の川畑憲昭が本業の有限会社闘龍門に注力するため代表を退任し、後任には藤永幸司が就任しました。

さらに、同年12月29日には後楽園ホール大会後、ゼネラルマネージャーとしてTARUが就任しました。TARUは「頑張っているのは他団体の選手ばかりだ。俺がこの団体をプロデュースする」と宣言し、団体改革に乗り出しました。

解散とその後

2008年12月15日、新宿FACE大会「FINAL Basta」を最後にElDoradoは解散しました。ソウル・コネクションは、その後も選手のマネジメントを継続して行いましたが、2009年11月5日にはソウル・コネクションも解散しました。

最終所属選手

清水基嗣
KAGETORA（旧：景虎）
卍丸
Ken45゜（旧：パイナップル華井）
沖本摩幸（旧：JKO、ジャンピングキッド沖本、現：ラッセ）
ヘラクレス千賀（旧：バナナ千賀、ヘラクレスオオ千賀）
ツトム・オースギ（旧：ミラニートコレクションa.t.）
ベアー福田（旧：マンゴー福田）
大柳錦也（旧：ビリー大柳）
バラモン・シュウ（旧：佐藤秀）
バラモン・ケイ（旧：佐藤恵）
スパーク青木（旧：青木洋介）
CHANGO（旧：ギジェルモ"チャンゴ"秋葉）
豪（旧：佐藤豪志）
稲葉雅人（現：GOSAMARU）
山田真弘（現：ヤマダマンポンド）

スタッフ

リングアナウンサー: 小川内潤
ゼネラルマネージャー: TARU（フリー）

歴代所属選手

石森太二
エル・ブレイザー（現：SUGI）
谷嵜なおき
近藤修司
"brother"YASSHI
菅原拓也
大鷲透
高木"ジェット"省吾（旧：高木省吾）
* 中島洋平

まとめ

プロレスリングElDoradoは、短期間の活動でありながらも、個性豊かな選手たちが集まり、独自のスタイルを築き上げた団体でした。設立から解散までの間、様々な変遷を経て、プロレスファンに記憶される団体としてその名を刻んでいます。

もう一度検索