ヘルウヴェ

ヘル ウヴェ（HELU Uwe）は、1990年7月12日生まれ、トンガ出身のラグビーユニオン選手です。現在はジャパンラグビーリーグワンの浦安D-Rocksに所属し、ロック（LO）とフランカー（FL）のポジションで活躍しています。身長193cm、体重120kgという恵まれた体格を持ち、ニックネームは「ウヴェ」として親しまれています。

ヘル選手は、父親の影響で6歳からラグビーを始め、トンガの高校だけでなく、ラグビー強豪国ニュージーランドのクライストチャーチにあるセント・トーマス・カンタベリー高校にも進学しました。その後、2010年に拓殖大学に入学し、ラグビー部で中心選手として活躍。2013年には主将も務めました。拓殖大学卒業後の2014年には、ヤマハ発動機ジュビロ（現・静岡ブルーレヴズ）に加入し、同年9月13日の宗像サニックスブルース戦で公式戦デビューを果たしました。

2016年8月には日本国籍を取得し、旧名の「タウアテ・ヴァル・ウヴェ・ヘル」から現在の名前に改名。同年11月5日には、リポビタンDチャレンジカップ2016のアルゼンチン戦で日本代表として初キャップを獲得しました。さらに、スーパーラグビーのサンウルブズの2017年スコッドにも選出され、国際舞台でもその実力を発揮しました。2019年には、ラグビーワールドカップ2019の日本代表にも選出され、サモア戦とアイルランド戦に出場。日本代表としてのキャップ数は19に達しています（2023年8月現在）。

その後、ヘル選手は2021年にクボタスピアーズ（現・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ）に移籍し、2024年7月には浦安D-Rocksに入団。常にチームの中心として、その献身的なプレーでチームを牽引しています。ヘル選手の活躍は、所属チームだけでなく、日本ラグビー界全体にとっても大きな貢献となっています。

ヘル選手のプレースタイルは、パワフルなフィジカルと運動能力を活かした力強いプレーが特徴です。特に、セットプレーでの貢献度が高く、ロックとしての安定感とフランカーとしての機動力は、チームにとって大きな武器となっています。また、国際経験も豊富であり、その経験を活かしたプレーも魅力の一つです。

ヘル選手は、日本のラグビーファンから愛される選手の一人であり、今後の活躍も大いに期待されています。

関連チーム
拓殖大学ラグビー部
静岡ブルーレヴズ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
浦安D-Rocks
サンウルブズ

その他
同級生：山本逸平（拓殖大学時代）

外部リンク
X（旧Twitter）: @uwehelu
ヒト・コミュニケーションズ[サンウルブズ]] PLAYERS & STAFF: [Uwe Helu
* Rugby Union: Uwe Helu

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