ホミサイド (プロレスラー)

ホミサイド（ネルソン・エラーゾ）

ネルソン・エラーゾ（Nelson Erazo、1977年3月20日 - ）は、ホミサイド（Homicide）のリングネームで知られるアメリカ合衆国のプロレスラーであり、その異名は「ノートリアス187」である。

経歴

1993年2月17日、地元ブルックリンでプロレスデビュー。数々のインディ団体で活動し、自身もJAPW（ジャージー・オールスター・プロレスリング）を主催している。

2002年、ROHへのレギュラー参戦を開始し、大日本プロレスへの参戦で初来日を果たす。同年11月には、ニューヨークのクイーンズを舞台に大日本プロレスのジュニアヘビー級王座を獲得し、最終保持者となった。

2003年にはZERO-ONE（現ZERO1）に参戦。2004年3月7日にはハッスル2にスポット参戦し、14日の札幌では天下一ジュニア＆3団体ジュニア王座に挑戦している。

2005年、TNAと契約し、コナン、ヘルナンデスらと「LAX」（ラテン・アメリカン・エクスチェンジ）を結成。ヘルナンデスとのコンビでは、AJスタイルズ、クリストファー・ダニエルズ組を破り、NWA世界タッグチーム王座を獲得した。

2006年にはブライアン・ダニエルソンを破り、ROH世界ヘビー級王座を獲得。

2007年、ROHおよびその他のインディ団体から撤退し、TNA専属となる。

得意技

ダ・グリンゴ・キラー（TNA）/ ダ・コップ・キラー（TNA以外）：グレゴリー・ヘルムズのバーター・ブレイカーと同型。
ウエスト・ブルックリン・ラリアット：走りこみ式のラリアット。繰り出す前に肘のサポーターを外すのが特徴。
STF：蝶野正洋と同型。足をクロスさせて決めるパターンもある。
カッター：エースクラッシャーと同型。コーナーから雪崩式で決める場合はグリンゴ・カッターと呼ばれる。
スリー・アミーゴス：エディ・ゲレロと同型。同じラティーノであるエディへの追悼の意を込めて使用。
トペ・コンヒーロ：トップロープとセカンドロープの間を抜けていく珍しいタイプを多用。

タイトル歴

ROH
ROH世界王座：1回（第8代）
ROH世界タッグ王座：1回
TNA
TNA Xディヴィジョン王座：1回
NWA世界タッグチーム王座：2回（LAXとして）
TNA世界タッグ王座：1回
NWA
NWA世界ジュニアヘビー級王座：1回（第126代）
大日本プロレス
BJW認定ジュニアヘビー級王座：1回（第13代）
その他、米インディ団体を中心にベルト獲得歴多数。

その他

選手としてだけでなく、ロウキー、Bボーイといった選手の指導者としても活躍。
大日本プロレス初来日の際、後楽園ホールの2階席バルコニーからダイビング・エルボーを放った。
2003年のZERO-ONE参戦時、葛西純を後楽園ホールの2階席バルコニーから突き落とした。
異名にある「187」は、カリフォルニア州刑法第187条（殺人）に由来するスラング。
* TNAでよく口にする「5150」は、ロサンゼルス市警察における「犯罪を起こす可能性のある狂人」を表す暗号である。

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