ボートピア市原

ボートピア市原とサテライト市原

千葉県市原市に位置するボートピア市原は、東京都四市競艇事業組合が運営するボートレースの場外発売場です。この施設は、ボートレースだけでなく、競輪の場外車券売場であるサテライト市原も併設されています。

概要と歴史

ボートピア市原は元々、忠実屋市原店とダイエー市原店があった場所に設けられました。店舗閉鎖後、施設を改装して2002年3月16日に開業しました。この場は、千葉県初のボートレースの場外発売場として位置づけられ、当初は最大で1日96レースを発売することが可能でした。地元の千葉テレビはこの最大96競走の発売を強調したテレビCMを放送しており、広く知られています。

ボートピア市原

ボートピア市原では、主に関東地区のボートレース多摩川や平和島の勝舟投票券を扱っています。また、ナイターレースの発売も行なっており、1日で合計4場で48レースを提供することができます。競技の中でも特に注目されるのは、この場所が日本で初めて一日48競走を発表した公営競技の場外発売場である点です。その後の進化により、最大8場、96レースの発売が可能となるなど、レースファンに新しい楽しみ方を提供しています。

サテライト市原

サテライト市原は、2008年8月14日にボートピア市原に併設されて開設されました。この施設は、小倉競輪場、サテライト双葉に次いで全国で3番目となるもので、ボートレース施設内に競輪の場外車券売場が併存する初の試みとなっています。サテライト市原では、千葉競輪場または京王閣競輪場のレースの投票券も取り扱い、一日で最大4競輪場、48競走を発売します。

設備

施設内は1階と2階に分かれており、1階には一般席があり、禁煙エリアとなっています。2階にはサテライト市原が併設されており、ボートレースファンや競輪ファンが共に楽しめる構造です。有料席には、最上級の「ロイヤルキャビン」、一部禁煙の「グランドキャビン」、ペアシート形式の「キャビン」が用意されています。

ボートピア市原では、富士通フロンテックのトータリゼータシステムを使用しており、上質な投票環境が整備されています。これにより、選手名を印刷した投票券をスムーズに購入することが可能で、ユーザー体験が向上しています。サービスとしても、全国総合払戻サービスである「どこでもはらいおん」に参加しており、他場との相互払戻も行なっています。

アクセス

ボートピア市原へのアクセスは、内房線八幡宿駅からの無料送迎バスが利用でき、駅からたったの5分の距離です。徒歩でのアクセスも可能で、12分ほどで到着します。無料送迎バスは、ナイター開催がある場合にも対応して運行され、京葉道路蘇我インターチェンジからも車で10分と、非常に便利な立地にあります。

このように、ボートピア市原はボートレースと競輪の両方を楽しむことができる総合施設として魅力的な場となっています。

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