マダガスカル軍

マダガスカル軍

マダガスカル軍（マダガスカル語: Tafika Malagasy、フランス語: Forces armées de Madagascar）は、マダガスカル共和国の軍隊です。

概要

総兵力は、陸軍1万2,500人以上、海軍500人（海兵隊員100名を含む）、空軍500人です。また、準軍事部隊である国家憲兵隊8,100人を擁しています。

マダガスカル軍は、第二次世界大戦中にフランス軍の一員として、モロッコやシリアなどで戦闘に参加しました。また、2009年3月15日のマダガスカル・クーデターでは、アンドリー・ラジョエリナ氏を支持し、当時の大統領マーク・ラヴァルマナナ氏が居住する大統領宮殿を占拠。翌日、ラヴァルマナナ氏を辞任に追い込みました。その後、一時的に権限は軍に委任されましたが、即日アンドリー・ラジョエリナ氏に全権が委譲されました。

データ

徴兵対象年齢: 18歳
兵役期間: 18歳から49歳まで
軍事費用: 329億円（2002年）
GDPに占める割合: 7.2%（2002年）

所属機関

マダガスカル陸軍
マダガスカル海軍
マダガスカル空軍

装備

陸軍

装甲車両

PT-76 軽戦車 ×12両
BRDM-2 装甲偵察車 ×推定35両
FV701 フェレット 装甲偵察車 ×10両
M3A1 装甲偵察車 ×推定20両
M8 装甲偵察車 ×8両
M3A1 ハーフトラック ×推定30両
パンテーラM4 汎用装甲車 ×6両

対戦車兵器

M40A1 106mm無反動砲

火砲

M101 105mm榴弾砲 ×5門
D-30 122mm榴弾砲 ×12門
M-37 82mm迫撃砲
M-43 120mm迫撃砲 ×8門

対空兵器

ZPU-4 14.5mm対空機関銃 ×50基
PG-55（M-1939） 37mm対空機関砲 ×20基

海軍

詳細は「マダガスカル海軍艦艇一覧」を参照してください。

空軍

固定翼機

An-26 輸送機 ×1機
CN235M 輸送機 ×1機
J.300 ジョーカー 軽輸送機 ×2機
セスナ172 軽輸送機 ×4機
セスナ206 軽輸送機 ×5機
セスナ310 軽輸送機 ×1機
セスナ337 スカイマスター 軽輸送機 ×2機
PA-23 アズテク 軽輸送機 ×1機
Tetras 軽輸送機 ×1機
Yak-40 要人輸送機 ×2機
B-737 人員輸送機 ×2機

回転翼機

SA318C アルエットII 汎用ヘリコプター ×3機
BK117 汎用ヘリコプター ×1機

関連項目

マダガスカル
マダガスカル海軍艦艇一覧
マダガスカル国家憲兵隊
各国の軍隊の一覧

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