マット・ポリンスキー

コリー・グレイブス：マット・ポリンスキーの足跡

マット・ポリンスキー（1984年2月24日生まれ）は、コリー・グレイブスのリングネームで知られるアメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグ出身の元プロレスラーであり、現在はWWEの解説者として活躍しています。スターリング・ジェームス・キーナンとしてインディー団体で名を馳せ、WWEではNXTで活躍後、その才能を活かして解説者としての地位を確立しました。

インディー団体での活躍

2000年3月にプロレスラーとしてデビュー。ドリー・ファンク・ジュニアの指導を受け、IWC（International Wrestling Cartel）や1PW（1 Pro Wrestling）などのインディー団体を拠点に活動しました。IWCではヘビー級王座やスーパーインディ王座を獲得し、トップレスラーの仲間入りを果たしました。1PWでは、元WWEやTNAのレスラーが参戦する中で、1PWヘビー級王座を獲得するなどの実績を残しました。

WWEでの挑戦

2011年、WWEと契約し、傘下のFCWでコリー・グレイブスとして活動を開始。FCWフロリダタッグチーム王座を獲得後、NXTではエイドリアン・ネヴィルとのタッグでNXTタッグチーム王座を獲得しました。ザ・シールドやワイアット・ファミリーとの抗争など、激しい戦いを繰り広げましたが、度重なる怪我に悩まされ、2014年に現役を引退しました。

解説者としての成功

引退後、コリー・グレイブスはWWEの解説者として新たなキャリアをスタートさせました。持ち前のプロレス知識と独特のユーモアセンスで、RAW、SmackDown、NXTなどの主要番組で解説を担当。特に、ボビー・ルードや中邑真輔といった特定の選手に対する熱狂的な支持や、ニュー・デイに対する苦手意識を隠さない姿勢が、多くのファンから支持されています。バロン・コービンとはヘビーメタル好きという共通の趣味を通じて親交を深めています。

得意技

ラッキー13：変形足4の字固め。現在のフィニッシャー。
MK・ウルトラ
サンセットドライバー
ヘルター・スケルター
三角絞め
ドラゴン・スープレックス
STO

タイトル歴

WWE
WWE・24/7王座：1回
NXTタッグチーム王座：1回（w / エイドリアン・ネヴィル）
FCW
FCWフロリダタッグチーム王座：1回（w / ジェイク・カーター）
1PW
1PWヘビー級王座：1回
IWC
IWCヘビー級王座：1回
スーパーインディ王座：1回
ZERO1
ZERO-ONE認定USヘビー級王座：1回

その他、米インディー団体を中心に多数のタイトルを獲得しています。

入場曲

Dirty Angel - Voodoo Johnson（インディー時代）
Outcome
Dead and Gone
Christcontrol
Stay Down

コリー・グレイブスは、プロレスラーとしてのキャリアを終えた後も、解説者としてプロレス界に貢献し続けています。彼の独特な視点と情熱的な解説は、多くのファンを魅了し、WWEの番組をさらに盛り上げています。

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