マット・レイノルズ (内野手)

マシュー・ウィリアム・レイノルズ

マシュー・ウィリアム・レイノルズ（Matthew William Reynolds、1990年12月3日 - ）は、アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身の元プロ野球選手。
内野手、外野手として活躍し、右投右打。
愛称は「レイ」「レイレイ」。

経歴

プロ入りとメッツ時代

2012年のMLBドラフト2巡目（全体71位）でニューヨーク・メッツから指名されプロ入り。A級、A+級、AA級、AAA級と着実にステップアップ。
2014年にはAA級、AAA級で好成績を収め、メッツ傘下のオールスターチームに遊撃手として選出される。
2015年、AAA級でプレー後、メッツとメジャー契約。リーグチャンピオンシップシリーズではロースター入りを果たすも、出場機会はなかった。

2016年、メジャーデビュー。「9番・三塁手」として先発出場を果たす。5月にはメジャー初安打、6月にはメジャー初本塁打を記録。しかし、その後はAAA級への降格も経験。
2017年は68試合に出場し、打率.230、1本塁打、5打点を記録。
2018年、トッド・フレイジャーの加入に伴いDFAとなる。

ナショナルズ時代

2018年2月、金銭トレードでワシントン・ナショナルズへ移籍。
2019年はAAA級でプレーし、111試合に出場して打率.295、16本塁打、55打点を記録。オフにFAとなる。

ロイヤルズ時代

2019年11月、ロイヤルズとマイナー契約。
2020年9月にメジャー契約を結ぶも、すぐにDFAとなり、マイナー契約へ。シーズン終了後にFAとなる。

ホワイトソックス傘下時代

2020年12月、シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。2021年シーズンオフにFAとなる。

メッツ復帰

2021年12月、ニューヨーク・メッツとマイナー契約。
2022年4月にアクティブロースター入りするも、わずか1試合の出場でDFAとなる。

レッズ時代

2022年4月、ウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍。自己最多の93試合に出場し、ユーティリティープレイヤーとして内外野の全ポジションを守る。
大差負けの場面では投手としても登板。
2023年1月にDFAとなり、マイナー契約で再契約。

広島時代

2023年11月、広島東洋カープと契約。背番号は10。
2024年、開幕戦から「6番・三塁手」として先発出場するも、左肩痛が再発し登録抹消。
6月に左肩の手術を受け、同年中の復帰が見込めないため契約解除。
7月5日付で自由契約公示。
10月8日に自身のSNSで現役引退を表明。

選手としての特徴

献身的なプレーが信条。コンパクトなスイングから広角に打ち分ける打撃、内野全ポジションをこなすユーティリティー性が魅力。

詳細情報

年度別打撃成績

(省略)

年度別投手成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

記録

NPB

• - 初出場・初先発出場：2024年3月29日、対横浜DeNAベイスターズ1回戦（横浜スタジアム）、「6番・三塁手」で先発出場
• - 初打席：同上、2回表に東克樹から右飛
• - 初打点：同上、3回表に東克樹から中犠飛

背番号

• - 15（2016年 - 2017年、2022年 - 同年途中）
• - 19（2018年）
• - 46（2020年）
• - 4（2022年途中 - 同年終了）
• - 3（2023年）
• - 10（2024年）

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