ママディ・ディアキテ

ママディ・ディアキテ

ママディ・ディアキテ（Mamadi Diakite, 1997年1月24日 - ）は、ギニア出身のプロバスケットボール選手。ポジションはパワーフォワード。

来歴

ディアキテはNBA選手を目指し、2014年に渡米。バージニア州のブルーリッジ高校に留学しました。高校時代はバスケットボールだけでなく、サッカーや陸上競技でもその才能を発揮。サッカーでは州の2ndチームに選出され、陸上競技では走高跳で優勝するなど、優秀なアスリートとして名を馳せました。

大学進学の際には、ベイラー大学、南カリフォルニア大学、ワシントン大学などから誘いを受けましたが、最終的に地元のバージニア大学に進学。1年生時はレッドシャツ制度により出場できませんでしたが、2年生から公式戦に出場しました。4年生時には先発に定着し、平均7.4得点、4.4リバウンドを記録。NCAAトーナメントでは決勝でテキサス工科大学を破り、優勝を経験しました。

優勝の勢いに乗り、2019年のNBAドラフトにエントリーを表明しましたが、その後回避。2019-20シーズンは平均13.7得点、6.8リバウンドを記録し、ACCの2ndチームに選出されました。しかし、2020年のNBAドラフトでは指名されませんでした。

2020年11月、ミルウォーキー・バックスと2ウェイ契約を締結。その後、Gリーグのレイクランド・マジックでプレーし、18.5得点、10.3リバウンド、2.1ブロックショットを記録。Gリーグのオールルーキーチームに選出されるなど、目覚ましい活躍を見せました。2021年4月にはバックスと正式に選手契約を締結し、NBA初のギニア出身選手となりました。レギュラーシーズンでは14試合に出場し、3.1得点、2.4リバウンドを記録。チームは50年ぶりにNBAファイナルに進出し、フェニックス・サンズを破り優勝を果たしました。

しかし、バックスは2021年9月にディアキテを解雇。その後、オクラホマシティ・サンダーのシーズンキャンプに参加しましたが、開幕前に解雇されました。2022年にはサンダーと10日間契約を結び、その後2度目の10日間契約を結びました。

2022年10月、クリーブランド・キャバリアーズとツーウェイ契約を締結。

2024年1月1日にはサンアントニオ・スパーズとツーウェイ契約を結びましたが、3月2日に解雇されました。

3月14日、ニューヨーク・ニックスとツーウェイ契約を結び、同月25日にはシーズン終了までの本契約を結びました。

7月6日、大型トレードでブルックリン・ネッツへ移籍しましたが、同月19日にはメンフィス・グリズリーズへ移籍。8月27日、グリズリーズからウェイブされました。

ディアキテは、その恵まれた身体能力と高いバスケットボールスキルで、NBAの舞台で活躍を続けています。今後の更なる活躍が期待される選手です。

プレースタイル

高い身体能力を生かしたディフェンス
アウトサイドシュートも得意とする
* 運動能力が高く、リバウンドにも積極的に絡む

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