メイデー・パレード (Mayday Parade)
メイデー・パレードは、
アメリカ合衆国フロリダ州タラハシーで結成されたロックバンドです。多様な
音楽性とエネルギッシュなライブパフォーマンスで、世界中のファンを魅了し続けています。
メンバー
デレック・サンダース (Derek Sanders):ヴォーカル・ピアノ
ジャーミー・レンゾー (Jeremy Lenzo):ベース
アレックス・ガルシア (Alex Garcia):ギター
ブルックス・ベッツ (Brooks Betts):ギター
ジェイク・バンドリック (Jake Bundrick):ドラム
旧メンバー
ジェイソン・ランキャスター (Jason Lancaster):ギター・ヴォーカル(
2007年4月脱退)
略歴
結成
2005年冬、タラハシーで活動していたローカルバンド「Defining Moment」と「Kid Named Chicago」のメンバーが集まり、メイデー・パレードが結成されました。バンド名は、メンバーが屋根の上でウィンター・パレードを見て過ごすことが多かったことと、ギタリストのアレックスが「Mayday」という言葉を気に入っていたことに由来します。
結成後すぐに自主制作EP『Tales Told by Dead Friends』をリリース。地道なライブ活動を通じて徐々に知名度を上げ、自主制作ながら1万枚以上を売り上げました。
アルバム「A Lesson in Romantics」
2006年秋、「
シュガーカルト」や「
プレイン・ホワイト・ティーズ」などが所属する
インディーズレーベル「Fearless Records」と契約。同年11月7日には、1st EP『Tales Told by Dead Friends』を同レーベルから再発売しました。
2007年7月10日、1stアルバム『A Lesson in Romantics』をリリース。Billboard Top Heatseekersで31位を記録し、10万枚以上を売り上げるヒットとなりました。しかし、アルバム完成直後、作曲の中心メンバーだったジェイソン・ランキャスターが脱退。同年9月には、「
パラモア」と共に来日公演を行いました。
2008年春には、「
オール・タイム・ロウ」や「ザ・メイン」といった人気
ポップ・パンクバンドと共に全米ツアーを実施しました。
メジャー作品「Anywhere But Here」
2009年10月6日、2ndアルバム『Anywhere But Here』をリリース。全米アルバムチャートで初登場31位を記録しました。ジェイソン・ランキャスターの脱退後、デレック・サンダースとプロデューサーのデイヴィッド・ベンデスが共同で作曲を担当しましたが、メジャー作品ということもあり、以前の
エモ/
インディー・ロックのテイストは薄れました。この変化はファンの間で賛否両論を呼び、ジェイソン・ランキャスターの脱退を惜しむ声も多く聞かれました。
2011年
3月8日には、アコースティックミニアルバム『Valdosta』をリリース。既発曲のアコースティックバージョンに加え、新曲「Amber Lynn」と「Terrible Things」が収録されました。その後、
インディーズレーベル「Independent Label Group」へ移籍します。
原点回帰「Mayday Parade」
2011年
10月4日、3rdアルバム『Mayday Parade』をリリースし、全米アルバムチャートで初登場12位を記録。プロデューサーに1stアルバムを手掛けたザック・オドム&ケネス・マウントを再び起用し、サウンドはデビューアルバムの頃のテイストに回帰しました。
2013年2月15日には、「PUNKSPRING 2013」への出演が発表され、同年3月30日に大阪、翌日に東京で公演を行いました。
4thアルバム「Monsters in the Closet」
2013年10月8日、4枚目のアルバム『Monsters in the Closet』をリリース。
2014年11月28日、ジェイク・バンドリックの
Instagramへの投稿で、翌年3月から新しいアルバムの制作が始まることが発表されました。
5thアルバム「Black Lines」
2015年10月9日、5枚目のアルバム『Black Lines』をリリース。
ディスコグラフィー
アルバム
A Lesson in Romantics (2007)
Anywhere But Here (2009)
Mayday Parade (2011)
Monsters in the Closet (2013)
Black Lines (2015)
EP
Tales Told by Dead Friends
Valdosta
シングル
未記入
外部リンク
公式ウェブサイト
来日公演を行った時のインタビュー