メジャー・ライト

メジャー・ライト（Major Wright、1988年7月1日 - ）は、フロリダ州ローダーデールレイクス出身の元アメリカンフットボール選手です。NFLのシカゴ・ベアーズやタンパベイ・バッカニアーズに所属し、ポジションはフリーセイフティでした。

高校時代

聖トマス・アクィナス高校では、1年生で71タックル、10インターセプト、2年生で58タックル、6インターセプト、3年生で72タックル、3インターセプトを記録。ホールトロフィーのファイナリストに選ばれるなど、早くからその才能を発揮しました。2年次、3年次には州のオールチームにも選出されています。

大学時代

フロリダ大学に進学し、1年次から13試合に出場（うち先発7試合）、67タックル、4ファンブルフォース、1インターセプトを記録。カレッジフットボール・ニュースからフレッシュマンのオールアメリカンファーストチームに、Rivals.comからオールアメリカンセカンドチームに選ばれました。2年次には全14試合にフリーセイフティとして先発出場し、66タックル、4インターセプト、1リターンタッチダウンを記録。2009年1月8日に行われたオクラホマ大学とのBCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲームでは、9タックル、1インターセプトをあげ、チームの勝利に大きく貢献しました。3年次には14試合に出場（うち先発12試合）、32タックル、3インターセプトを記録。サウスイースタン・カンファレンスチャンピオンシップのアラバマ大学戦ではチーム3位の8タックル、シュガーボウルのシンシナティ大学戦では4タックル、1インターセプトを記録しています。3年次終了後、アーリーエントリーでNFL入りを決意しました。

大学3年間で、合計41試合に出場し、うち33試合に先発。165タックル、8インターセプト、10パスディフェンス、4ファンブルフォース、1ファンブルリカバーという素晴らしい成績を残しました。

NFL時代

2010年のNFLドラフト3巡でシカゴ・ベアーズに指名され、4年契約を結び入団しました。ベアーズはこの年の1巡、2巡指名権を前年のトレードで失っていたため、ライトが最初の指名選手となりました。

1年目の2010年は11試合に出場。2011年第6週から先発に定着し、11月13日のデトロイト・ライオンズ戦ではマシュー・スタッフォードのパスをインターセプトし、24ヤードをリターンしてタッチダウンを記録しました。11月20日のサンディエゴ・チャージャーズ戦でも第4Qにインターセプトを奪い、チームのピンチを救いました。

2012年プレシーズン第1週のデンバー・ブロンコス戦では、ペイトン・マニングからインターセプトを奪いました。レギュラーシーズンでは、第3週のセントルイス・ラムズ戦で45ヤードのインターセプトリターンTDを記録。第4週のダラス・カウボーイズ戦では2インターセプトをあげる活躍を見せました。

2014年4月4日、ベアーズ時代のヘッドコーチであったラヴィー・スミスが率いるタンパベイ・バッカニアーズと1年契約を結びました。プレシーズン後半の2試合を背中の怪我で欠場し、同年8月30日に一度はカットされましたが、9月3日にバッカニアーズと再契約。この年は12試合に出場し、51タックルを記録しましたが、インターセプトは0に終わりました。肋骨の怪我で故障者リスト入りも経験しています。

2015年3月7日、バッカニアーズと再契約しました。


[外部リンク]
* 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）

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