メトロリンク日本橋

メトロリンク日本橋

メトロリンク日本橋は、東京都中央区の日本橋・京橋・八重洲地区を巡回する無料の巡回バスです。日の丸自動車興業が運行しており、沿線の企業や施設からの協賛金によって運営されています。2004年3月18日に運行を開始し、地域住民や観光客の足として親しまれています。

概要

メトロリンク日本橋は、日本橋地区の回遊性を高め、地域への来訪者を増やすことを目的として運行を開始しました。三井不動産と東急不動産が共同で開発したCOREDO日本橋の開業に合わせて運行を開始し、現在では年間約80万人が利用する人気の交通手段となっています。

2016年10月1日には、新たにメトロリンク日本橋Eラインが開業しました。Eラインは、従来のルートを補完し、日本橋地区の東側エリアへのアクセスを向上させることを目的としています。

運行経路

メトロリンク日本橋には、以下の2つのルートがあります。

日本橋循環新ルート: 2015年4月1日から現在の経路で、日本橋地区を南北に結びます。
日本橋循環: 開業時から2015年3月31日までの経路です。

Eラインは、日本橋地区の東側エリアを巡回し、浜町や人形町などの地域へのアクセスを向上させています。

運行時間・その他

メトロリンク日本橋の運行時間は11時から19時までで、通常3台のバスが運行しています。Eラインの運行時間は11時から18時までで、通常2台のバスが運行しています。

どちらの路線も、元日を除き毎日運行しています。ただし、箱根駅伝や東京マラソンなどのイベント開催時には、交通規制により運休となる場合があります。

歴史

2004年3月18日: メトロリンク日本橋が開業。
2006年6月: 運行間隔を15分から10分に短縮。
2008年8月: 燃料にバイオディーゼルを導入。
2009年5月: 日野・ブルーリボンシティハイブリッドを導入。
2015年4月1日: 京橋・宝町エリアの経路を変更（日本橋循環新ルート）。
2016年9月12日: 東京駅八重洲口の停留所が移転。
2016年10月1日: メトロリンク日本橋Eラインが開業。
2016年12月14日: バスの運行情報をスマートフォンアプリで提供開始。
2020年4月8日: 新型コロナウイルス感染症の影響により全便運休。
2020年6月8日: 運行再開。
2024年4月1日: 運行時間帯を縮小。

車両

メトロリンク日本橋では、タービン電気バスや三菱ふそう・エアロミディME、日野・ブルーリボンシティハイブリッドなどの車両が使用されています。Eラインでは、三菱ふそう・エアロミディMEと日野・ブルーリボンシティハイブリッドが使用されており、山吹色を基調としたデザインが特徴です。

運行情報

メトロリンク日本橋とEラインの運行情報は、公式ウェブサイトやスマートフォンアプリで確認できます。アプリでは、バスの現在位置や各停留所の到着予定時刻、周辺施設の情報などを確認できます。

協賛企業

メトロリンク日本橋は、以下の企業・団体からの協賛によって運営されています。

三井不動産
三越
清水建設
信金中央金庫
住友不動産
髙島屋
鉃鋼ビルディング
東京建物
日本土地建物
野村證券
野村不動産

まとめ

メトロリンク日本橋とEラインは、日本橋地区の回遊性を高め、地域活性化に貢献する無料の巡回バスです。日本橋を訪れる際には、ぜひ利用してみてください。

もう一度検索