ライム・ライト (お笑いコンビ)

ライム・ライトについて

ライム・ライト（LIME LIGHT）は、かつて吉本興業に所属し、関西の舞台を中心に活動していたお笑いコンビです。メンバーは、ライム中田（本名：別所清一）とライト坂田（本名：大町浩）の二人で構成されており、それぞれ大阪と岡山で生まれ育ちました。

メンバー紹介

• - ライム中田（別所清一）

1963年9月28日生まれ。大阪府大阪市出身で、1985年に中田ボタンに入門後、お笑いの道を歩み始めました。

• - ライト坂田（大町浩）

1960年7月15日生まれ。岡山県出身で、坂田利夫の元で芸能活動をスタートさせました。

コンビ結成から活躍

1986年、ライム中田とライト坂田はお互いの弟子同士という繋がりからコンビを結成しました。その後、同年の9月にうめだ花月で初舞台を踏み、心斎橋筋2丁目劇場などで活躍を始めました。
848年にはテレビやラジオなどのメディアにも出演し、若手コンビとして注目を集めていきました。特に彼らのユーモアと独特のキャラクターは多くの観客に親しまれました。

受賞歴

デビューからわずか2年後の1988年には、朝日放送が主催する「第9回ABC漫才・落語新人コンクール」で審査員奨励賞を受賞し、一躍名を馳せました。また同年、NHK主催の「昭和63年度 NHK新人演芸コンクール」でも演芸部門において優秀賞を獲得しました。これらの業績によって、コンビ名は広く知られることになりました。

メディアへの出演

ライム・ライトは多くのテレビ番組やラジオ番組に出演しており、特に次のような番組での活躍が記憶に残っています：

• - 「素敵!KEI-SHU5」（1987年11月〜1988年10月、関西テレビ）
• - 「'87ABC漫才・落語新人コンクール」（1987年1月15日、朝日放送）
• - 「第18回NHK上方漫才コンテスト」（1988年、NHK総合）
• - 「激笑トーク 紳助VS吉本ニューウェイブ」（1988年8月26日、毎日放送）

さらに、ラジオでは「ご町内カラオケ自慢」などにも出演し、幅広いリスナーに親しまれました。

コンビ解散後の活動

しかし、ライム・ライトはその後、解散の道を歩むことになります。解散後、ライム中田は「ライム中田」から本名の「別所清一」に改名し、吉本新喜劇に参加しました。一方、ライト坂田は芸能界から引退し、大阪府内で「うんこちゃんの家具屋さん」という家具店を開店しました。その後、親族に店を譲り、新たに「パレットハウスジャパン」を設立し、ヴィンテージ家具の製作に取り組んでいます。

ライム・ライトの存在は、今でも当時のファンの心に残る懐かしい思い出となっており、彼らのユーモアやパフォーマンスに触れた多くの人々に愛され続けています。

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