ラファエル・デバース

ラファエル・デバース・カルカーニョの選手プロフィール

ラファエル・デバース・カルカーニョ（Rafael Devers Calcaño）は、1996年10月24日にドミニカ共和国のサンチェス・ラミレス州で生まれたプロ野球選手で、現在はMLBのボストン・レッドソックスに所属する三塁手です。彼は右投左打で、愛称は「ラフィ・ビッグ・スティック」（Raffy Big Stick）または「カルリータ」（Carlita）です。また、メジャーリーグの選手ホセ・デバースはデバースの従弟にあたります。

経歴

デバースは2013年、アマチュア・フリーエージェントランキングで6位に選出され、同年8月にボストン・レッドソックスと契約しました。プロ入り初年の2014年には、ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでデビューし、打率.322、7本塁打、57打点を記録。この年は順調なスタートを切りました。

2015年にはA級グリーンビル・ドライブにて出場し、115試合で打率.288、11本塁打を達成。この活躍から、オールスター・フューチャーズゲームにも選ばれています。2016年はA+級セイラム・レッドソックスで132試合出場し、打率.282、18盗塁を記録しました。

2017年のシーズン開始前にはプロスペクトランキングで上位に位置づけられ、AA級ポートランド・シードッグスを経てAAA級ポータケット・レッドソックスに昇格。7月24日にはメジャー契約を結び、翌日にはメジャーデビューを果たしました。デビューからわずか2試合目で初本塁打を記録し、8月には超高速の投球を本塁打に変えるなど、注目を浴びました。

成功の年々

2018年のシーズンには、打率.240で21本塁打、66打点を記録。ポストシーズンではワールドシリーズでのサヨナラ安打を放つなど、チームを勝利に導く重要な役割を果たしました。2019年はオールスター選出を果たし、156試合で打率.311、32本塁打を記録。特に三塁手としての球団記録を更新するなど、キャリアのピークを迎えました。

コロナ禍の影響を受けた2020年には出場試合数が減少しましたが、2021年は再び安定した成績を保ち、初のオールスターゲーム選出を達成。その後も記録を塗り替え続け、2022年までのパフォーマンスが評価されています。

オフの2023年1月に、レッドソックスと数々の大型契約を武器に契約を延長しました。

表彰と記録

デバースはシルバースラッガー賞を2度受賞し、オールMLBチームにも選ばれるなど、その才能と努力が評価されています。特に、守備面の成績やポストシーズンでの活躍が印象的です。

まとめ

ラファエル・デバース・カルカーニョは、その卓越したスキルと数々の記録で、ボストン・レッドソックスの重要な選手として君臨しています。今後の活躍にも期待が高まります。

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