ラブラブ・ライバルとは？意味をやさしく解説

ラブラブライバル

『ラブラブライバル』は、1973年10月から1974年3月にかけてTBS系列で放送された全26話のテレビドラマです。この作品は大映テレビとTBSの共同製作によるもので、主演は女優の岡崎友紀です。放送は毎週火曜日の19:00から19:30に行われました。

概要

本作は岡崎友紀が出版した著書『明日のスケッチ』を基にしたライトコメディシリーズ第4弾で、デリケートな恋愛模様とコメディタッチのストーリーが魅力です。TBSチャンネルの公式サイトでは作品名として「ラブラブ・ライバル」と記載されていますが、実際のタイトルロゴには中黒は使われていません。

あらすじ

物語の主人公である秋元しずか（岡崎友紀）は、20歳になったのを機に自立を決意し、幼馴染の北山洋一（時本和也）が働く旅行会社に就職します。しずかは、海外研修から帰国する洋一を迎えに空港へ行く途中、南太郎（内田喜郎）という青年に一目惚れされます。太郎はしずかにしつこく付きまとい、しずかはその状況に困惑します。

再会を果たした洋一も、叔母の出雲フサエ（楠トシエ）からの見合いの勧めを逃れるため、しずかを自分の婚約者だと口走ります。しずかも太郎から逃れたい気持ちからこの嘘に乗っかることで、お互いの利益が一致し、二人は婚約者のふりをすることにします。

このようにして、互いにフィクションを貫いていたしずかと洋一ですが、恋人役としてを演じているうちに徐々に心惹かれていく展開が描かれます。彼らの関係がどのように発展するのか、視聴者を引き込む物語となっています。

キャスト

- 秋元しずか（岡崎友紀）
- 藤乃すみれ（冨士真奈美）
- 出雲フサエ（楠トシエ）
- 北山洋一（時本和也）
- 南太郎（内田喜郎）
-戸川勝子（十勝花子）
- 西条八郎（夏夕介）
- 小沢武子（姫ゆり子）
- トミー（沢木順）
- ミミ（西真澄）
- 島村トシ子（宮前ゆかり）
- 松井ゆかり（ホーン・ユキ）
- 秋元つぼみ（青島美幸）
- 浅永さゆり（上野紗千子）
- 神田政吉（浜田光夫）

スタッフ

本作は、プロデューサーの野木小四郎と下川隆輝のもと、岡崎友紀の原作「明日のスケッチ」を元に、脚本はながのひろし、村山庄三、佐々木守、胡桃哲が担当しています。また、撮影は黒石恒生、喜田敏文が手がけ、美術は亀岡紀が担当しています。

主題歌

「風に乗って」
作詞は高木飛鳥（岡崎友紀）、作曲は島田タカホが行い、岡崎友紀自身が歌っています。このテーマソングは東芝レコードから発売されています。

放送情報

この作品は日本全国で放送された人気のあるドラマであり、多くの視聴者に愛されました。

ラブラブ・ライバル