リンジー・ハンター

リンジー・ハンター：堅実なディフェンスと正確なシュートでチームを支えた名脇役

リンジー・ハンターは、1970年ミシシッピ州ウティカ出身の元プロバスケットボール選手です。188cm、88.5kgの体格で、ポイントガードとしてNBAで活躍しました。

ピストンズでの輝かしいキャリア

ジャクソン州立大学卒業後、1993年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズから1巡目10位指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。ピストンズでは、グラント・ヒルと共にチームの主力として活躍し、その才能を開花させました。

2000年からの3シーズンは、ミルウォーキー・バックス、トロント・ラプターズ、ロサンゼルス・レイカーズとチームを移籍。レイカーズでは、2002年のNBAファイナルに出場し、見事優勝を経験しました。

2003-04シーズンには、ピストンズに復帰。しかし、2004年2月にボストン・セルティックスに放出されます。セルティックスでは1試合もプレーすることなくバイアウトでチームを離れ、10日後にはピストンズと再契約を果たしました。ピストンズ復帰後は、重要な控え選手としてチームに貢献し、同年のNBAファイナル優勝にも大きく貢献しました。

2008年にはシカゴ・ブルズと契約。ベテランとして、当時若手だったデリック・ローズの指導役も務めました。2010年3月3日にブルズから解雇された後、その2日後にはブルズの選手育成アシスタントに就任しています。

コーチとしての新たな挑戦

引退後は指導者としての道へ進み、2012-13シーズンにはフェニックス・サンズのアシスタントコーチ、シーズン途中からは暫定ヘッドコーチを務めました。2013-14シーズンには、ゴールデンステート・ウォリアーズのアシスタントコーチも務めています。

プレイスタイル：ディフェンスとシュートのスペシャリスト

リンジー・ハンターのプレイスタイルは、ディフェンス力に優れている点が特徴です。特にスティールはNBAでもトップクラスの実力を誇りました。また、正確な3ポイントシュートも彼の大きな武器でした。

堅実なディフェンスと冷静な判断力で、チームを勝利に導いたリンジー・ハンター。派手さはないものの、その実力は多くのファンに記憶されています。

[NBA]].com Profile: [https://www.nba.com/player/149/lindsey-hunter
basketball-reference: https://www.basketball-reference.com/players/h/hunteli01.html

もう一度検索