ルカニョ・アム

ルカニョ・アムのプロフィール



ルカニョ・アム（Lukhanyo Am）は、1993年11月28日生まれの南アフリカ共和国のラグビーユニオン選手で、現在はジャパンラグビーリーグワンの三菱重工相模原ダイナボアーズに所属しています。彼の出自は南アフリカのキングウィリアムズタウンであり、若い頃からラグビーに情熱を抱いていました。

経歴



アムのラグビーキャリアは、2012年に南アフリカのボーダー・ブルドッグスのU19チームに招集されたことから始まります。この経験を経て、彼はイギリスのプレミアシップリーグにあるサラセンズに短期間在籍しました。その後、2013年にはボーダー・ブルドッグスでカリーカップに出場し、シニアデビューを果たします。同年に彼は南アフリカ・バーバリアンズチームに選ばれ、南アフリカ共和国A代表にも名を連ねることになりました。

2014年にはカリーカップのファルコンズでプレーし、2016年には名門シャークスに移籍します。スーパーラグビーでは、最初にサザン・キングスに在籍し、その後シャークスに戻ることになります。彼のキャリアのピークは、2019年のラグビーワールドカップでの南アフリカ共和国代表としての活躍です。当時、アムはチームの重要なメンバーとして6試合に出場し、見事に優勝を果たしました。

2020年には、シャークスのキャプテンに任命され、スーパーラグビーを戦います。同時に、チームはスーパーラグビーから離脱し、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップに参加することになります。2021年には、南アフリカ共和国A代表のキャプテンとしてチームを指揮しました。

2022年、アムはコベルコ神戸スティーラーズに加入し、同年の3月27日に行われたJAPAN RUGBY LEAGUE ONE第11節のブレイブルーパス東京戦で公式戦初出場を果たしました。この出場により、日本のラグビーシーンでも強い存在感を示すことになりました。

2023年には、負傷したマカゾレ・マピンピに代わってラグビーワールドカップ2023の南アフリカ代表に再び招集され、国際舞台での経験をさらに積んでいます。2025年の11月には、三菱重工相模原ダイナボアーズと契約を結び、新たな挑戦を続けています。

受賞歴



ルカニョ・アムはその卓越したパフォーマンスを評価され、2021年および2022年にはワールドラグビー男子15人制ドリームチームに選出されています。この受賞は、彼のラグビー選手としての実力を示すものです。

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