ルハグバトゴー・エンフリーレン

ルハグバトゴー・エンフリーレン（Lkhagvatogoo Enkhriilen）は、1998年12月28日モンゴル国セレンゲ県出身の柔道選手です。階級は57kg級。

経歴

2013年にアジアユース48kg級で2位となり、国際舞台に頭角を現しました。その後、57kg級に階級を上げ、2015年の世界カデでは7位入賞を果たします。

2016年には、地元モンゴルで開催されたグランプリ・ウランバートルで決勝に進出し、石川慈選手を破り、見事優勝を飾りました。2017年の世界ジュニアでは、決勝で舟久保遥香選手に敗れはしたものの、2位という輝かしい成績を残しました。

2018年のグランドスラム・デュッセルドルフでは3位に入賞。しかし、世界ジュニアでは準々決勝で再び舟久保選手に敗れ、その後の3位決定戦でも富沢佳奈選手に敗れ、5位に終わりました。2019年のアジアパシフィック選手権では、準決勝で富沢選手に敗れ、3位となっています。

2021年のグランドスラム・アブダビでは3位に入賞しましたが、東京オリンピックには、当時の世界チャンピオンであるドルジスレン・スミヤ選手がいたため、出場は叶いませんでした。2022年には、地元開催のグランドスラム・ウランバートルで優勝を果たし、観客を沸かせました。世界選手権では、3回戦で元世界チャンピオンの出口クリスタ選手に反則勝ちするも、準々決勝でティムナ・ネルソン＝レヴィ選手に敗れました。しかし、敗者復活戦を勝ち上がり、見事3位入賞を果たしました。2023年の世界選手権では、準決勝で再び出口選手に敗れましたが、3位に入賞しました。

2024年の世界選手権では5位、パリオリンピックでは7位という結果を残しています。

現在のIJF世界ランキングは、2591ポイントを獲得し11位となっています（24/8/11現在）。

主な戦績

2013年 - アジアユース　2位(48㎏級)
2015年 - 世界カデ　7位
2016年 - グランプリ・ウランバートル　優勝
2017年 - グランドスラム・エカテリンブルグ　5位
2017年 - 世界ジュニア　2位
2018年 - グランドスラム・デュッセルドルフ　3位
2018年 - 世界ジュニア　5位
2019年 - グランドスラム・パリ　5位
2019年 - アジアパシフィック選手権　3位
2021年 - グランドスラム・バクー　5位
2021年 - グランドスラム・アブダビ　3位
2022年 - グランドスラム・パリ　5位
2022年 - グランドスラム・ウランバートル　優勝
2022年 - アジア選手権　個人戦　7位　団体戦　2位
2022年 - 世界選手権　3位
2023年 - 世界選手権　3位
2023年 - アジア大会　団体戦　3位
2024年 - アジア選手権　個人戦 優勝 団体戦 2位
2024年 - グランドスラム・ドゥシャンベ　3位
2024年 - 世界選手権　5位
* 2024年 - パリオリンピック　7位

(出典、JudoInside.com)

外部リンク

ルハグバトゴー・エンフリーレン - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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