ルーニー・テューンズ・カートゥーンズ

ルーニー・テューンズ・カートゥーンズ：懐かしのキャラクターと新たな魅力

2020年5月27日よりHBO Maxで配信が開始され、日本でも2021年8月15日よりカートゥーンネットワークで放送されている『ルーニー・テューンズ・カートゥーンズ』。この作品は、数多くの名作を生み出してきた『ルーニー・テューンズ』シリーズを現代的にアレンジした、パワーアップ版と言えるでしょう。

短編アニメーションの魅力

本作品は、従来のルーニー・テューンズと同様に、短編形式で構成されています。そのため、気軽に視聴でき、それぞれのエピソードが独立したストーリーとして完結している点が魅力です。短い尺の中に、笑いとスリルが凝縮されており、テンポの良い展開が視聴者を飽きさせません。また、古典的なアニメーションの手法を踏襲しつつ、現代的な技術も取り入れることで、より滑らかでダイナミックな映像表現を実現しています。

個性豊かなキャラクターたち

バックス・バニー、ダフィー・ダック、ポーキー・ピッグといったお馴染みのキャラクターはもちろんのこと、トゥイーティー、シルベスター、エルマー・ファッドなど、個性豊かなキャラクターたちが多数登場します。それぞれのキャラクターが持ち前の魅力を存分発揮し、時に協力し、時に対立しながら、様々な騒動を巻き起こします。

日本語吹き替え版の魅力

日本語吹き替え版では、豪華声優陣がキャラクターたちに命を吹き込んでいます。山口勝平さん、高木渉さん、龍田直樹さん、こおろぎさとみさんなど、ベテラン声優陣による安定した演技は、作品の魅力をさらに引き上げています。しかし、2024年5月17日に梅津秀行さんが逝去されたことに伴い、ビーキー・バザード、ピート・プーマ、マッド・サイエンティスト、グーン、ナレーションなど、複数のキャラクターを担当されていた梅津さんの後任は未定となっています。

主なキャラクターと日本語吹き替え声優

以下に、主要なキャラクターとその日本語吹き替え声優を挙げます。括弧内は、英語吹き替え版の声優です。

バックス・バニー：山口勝平 (Eric Bauza)
ダフィー・ダック：高木渉 (Eric Bauza)
ポーキー・ピッグ：龍田直樹 (Bob Bergen)
ペチュニア・ピッグ：こおろぎさとみ (Lara Jill Miller)
エルマー・ファッド：チョー (Jeff Bergman)
トゥイーティー：こおろぎさとみ (Eric Bauza)
シルベスター・キャット：江原正士 (Jeff Bergman)
グラニー：京田尚子（第38話まで）、以降未定 (Candi Milo)
ロードランナー：原語流用 (Paul Julian - archive recording)
ワイリーコヨーテ：なし (なし)
ペペ・ル・ピュー：仲野裕 (Eric Bauza)
マービン・ザ・マーシャン：小形満 (Eric Bauza)
ヨセミテ・サム：石井康嗣 (Fred Tatasciore)
フォグホーン・レグホーン：玄田哲章 (Jeff Bergman)
バーンヤード・ドッグ：チョー (Eric Bauza)
ヒュービーとバート：未定 (Eric Bauza)
イタチ：未定 (Eric Bauza)
タズマニアン・デビル：麦人 (Fred Tatasciore)
ロッキー：龍田直樹 (James Adomian)
マグシー：不明 (Fred Tatasciore)
ラルフ・ウルフ：なし (Jeff Bergman)
サム・シープ・ドッグ：岡田雄樹 (Fred Tatasciore)
ゴッサマー：小形満 (Fred Tatasciore)
ビーキー・バザード：梅津秀行（～没）、以降未定 (Michael Rocco)
ビーキー・バザードのママ：ふしだりほ (Rachel Butera)
グレムリン：未定 (Bob Bergen)
セシル・タートル：四宮豪 (Keith Ferguson)
ガスハウス・ゴリラ：未定 (Kevin Michael Richardson)
ピート・プーマ：梅津秀行（～没）、以降未定 (Stephen Stanton)
マッド・サイエンティスト：梅津秀行（～没）、以降未定 (Tom Kenny)
レプラコーン：未定 (Carlos Alazraqui)
グーン：梅津秀行（～没）、以降未定 (Steve Bloom)
ノーム・マカブリー：未定 (Corey Burton)
赤ちゃんタイガー：未定 (?)
* ナレーション：梅津秀行（～没）、以降未定 (なし)

その他、姫乃さん、寺花さん、杉本ゆうさんなど多くの声優さんが吹き替えに参加しています。

スタッフ

エグゼクティブプロデューサーにはピート・ブラウンガートとサム・レジスター、プロデューサーにはレベッカ・パラトニックとアレックス・カーワンが名を連ねています。監督はアレックス・カーワン、アニメーション制作はワーナー・ブラザース・アニメーションが担当しています。エンディングテーマは「What's Up, Doc?」(インストゥルメンタル)です。

この作品は、子供たちに笑いと感動を与え、大人にも懐かしいキャラクターと新しい魅力を提供する、まさに世代を超えて楽しめるアニメーションと言えるでしょう。

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