レフカダ県

レフカダ県

レフカダ県（ギリシア語: Λευκάδα / Lefkáda）は、ギリシャ共和国のイオニア諸島地方に属する行政区です。この県は、主要なレフカダ島と、その周辺に点在するメガニシ島、カラモス島、カストス島といった島々から成り立っています。県庁所在地はレフカダ市です。

地理

レフカダ県はイオニア諸島のほぼ中央に位置し、特にレフカダ島は、その東北端で本土と砂嘴と橋で繋がっています。県の東南側には、メガニシ島、カラモス島、カストス島といった島々が広がっています。2010年のカリクラティス改革以前は、ギリシャで最も面積が小さい県でした。

主要な都市と集落

県内の主要な都市と集落は以下の通りです。

レフカダ (レフカダ市): 県内で最も人口が多く、約13,390人が居住しています。県人口の約半分がこの都市に集中しています。
ニドリ: レフカダ島の東岸に位置し、約1200人が暮らしています。
ヴァシリキ: レフカダ島南部沿岸に位置し、約430人の人口を抱えています。
カリヤ: レフカダ島北部の内陸に位置し、約1000人が生活しています。
カトメリ: メガニシ島にある集落で、約490人が居住しています。
スパルトホリ: メガニシ島の集落で、約460人が生活しています。
カラモス: カラモス島の主要な集落で、約480人が住んでいます。

県全体の人口の約90%がレフカダ島に集中しており、その他の島々には約1,800人が生活しています。

行政区画

レフカダ県は、カリクラティス改革により、以下の市（ディモス）で構成されています。以前は8つの基礎自治体（6つのディモスと2つのキノティタ）から構成されていましたが、改革によってこれらの旧自治体は、新しい市（ディモス）の行政区（ディモティキ・エノティタ）となりました。

交通

道路

レフカダ市街から本土へは橋が架かっており、陸路でのアクセスが可能です。

GR-42号線: レフカダからアギオス・ニコラオス、ヴォニツァなどを経由する道路が整備されています。

空港

県内には空港はありませんが、レフカダ市街から約10kmの距離にあるアクティオ空港（エトリア＝アカルナニア県）が利用されています。

港湾

レフカダ県には以下の港湾があります。

ニドラ港（レフカダ島）
ヴァシリキ港（レフカダ島）
メガニシ港（メガニシ島）
ヴァティ港（メガニシ島）

レフカダ県は、その美しい自然と独特の文化で知られ、観光地としても人気があります。

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