ロストリバーデルタ

ロストリバーデルタ：探検家の楽園

東京ディズニーシーのロストリバーデルタは、1880年代のハリケーンによって姿を現した、ジャングルに覆われた秘境をテーマにしたエリアです。人々はかつてこの地を「エル・リオ・ペルディード（失われた河）」と呼び、やがて冒険家たちの集落が形成されました。

1930年代、中央アメリカを舞台に、古代文明の遺跡発掘が盛んに行われていた時代を再現。緑豊かな熱帯雨林と、古代遺跡を思わせる建造物が調和した、ディズニーシーの中でも特に緑あふれるエリアとなっています。

冒険と発見に満ちたアトラクション

ロストリバーデルタでは、数々のアトラクションが来園者を迎えます。

インディ・ジョーンズ・アドベンチャー：クリスタルスカルの魔宮: 映画『インディ・ジョーンズ』シリーズをモチーフにした、スリル満点のアドベンチャーライド。古代文明の遺跡を駆け巡る、息つく間もない冒険が体験できます。
レイジングスピリッツ: 中央アメリカのジャングルを駆け抜ける、超高速ジェットコースター。急降下や急カーブ、そして迫力満点のスピード感で、アドレナリン全開の体験が可能です。
ディズニーシー・トランジットスチーマーライン: リゾート内を巡る水上交通機関。のんびりと景色を楽しみながら、他のテーマポートへの移動もできます。

エンターテイメントとグリーティング

昼夜問わず、様々なエンターテイメントショーが開催されます。過去には『ミスティックリズム』や『アウト・オブ・シャドウランド』といった人気ショーが上演され、現在も『ソング・オブ・ミラージュ』が来園者を魅了しています。ミッキーマウスをはじめとするディズニーキャラクターと出会えるグリーティングイベントも開催され、思い出に残るひとときを演出します。

ショップとレストラン：探検の疲れを癒すオアシス

探検の途中で立ち寄りたい、魅力的なショップやレストランも充実しています。

エクスペディション・イート: 様々な軽食やデザートが楽しめる、手軽なレストランです。
トロピック・アルズ: トゥーカンをモチーフにしたワゴンで、かつてはトロピック・アルという名のトゥーカンがいたと伝えられています。
ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ: 金塊探しを諦めた探検家が営むメキシコ料理レストラン。
ユカタン・ベースキャンプ・グリル: テイクアウトも可能な、カジュアルなレストランです。
ロストリバークックハウス: 熱帯雨林の雰囲気の中で食事を楽しめるレストラン。

お土産を購入できるショップも数多くあります。探検の思い出を形に残せるアイテムが豊富に揃っています。

細部までこだわられたディテール

ロストリバーデルタの魅力は、アトラクションや施設だけではありません。エリア全体に散りばめられた細部へのこだわりも、このエリアを特別なものにしています。

水路には、映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》|レイダース_失われたアーク《聖櫃》』へのオマージュとして、インディ・ジョーンズが乗っていた複葉機を思わせる飛行機が展示されています。また、エリア内には「Puente Del Rio Perdido（失われた河の橋）」など、スペイン語で名付けられた3つの橋がかかっており、雰囲気を盛り上げています。

BGMとしてラジオ放送が流れている場所もあり、冒険のヒントが隠されているかもしれません。また、「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前では、市場を思わせる効果音を楽しむことができます。

ロストリバーデルタは、冒険と発見、そして癒しを同時に味わえる、魅力あふれるテーマポートです。訪れるたびに新しい発見がある、そんな奥深い世界観が来園者を待ち受けています。

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