ロッキン・ロビン(Rockin' Robin、本名:Robin Denise Smith、
1964年10月9日 - )は、
アメリカ合衆国出身の女子
プロレスラーです。プロレス一家に育ち、その華麗な技と明るいキャラクターで、1980年代後半から1990年代にかけて一世を風靡しました。
ジャパン女子プロレスに来日した際には「ロックン・ロビン」と表記されました。
プロレス一家の出身
ロッキン・ロビンは、
プロレスラー一家に生まれました。父親は"グリズリー"ジェイク・スミス、異母兄は"ジェイク・"ザ・スネーク"ロバーツ、実兄は"カウボーイ"サム・ヒューストンと、家族の多くが
プロレスラーとして活躍しました。このような環境で育ったことが、彼女が
プロレスラーになるきっかけになったと考えられます。
華々しいデビューとWWF女子王座獲得
1987年、ロッキン・ロビンはテキサスのインディー団体ワイルド・ウエスト・レスリングでデビュー。同年には早くもWWF(現
WWE)にデビューし、
サバイバー・シリーズに
ファビュラス・ムーラ率いるチームの一員として出場しました。
1988年10月7日、
パリでセンセーショナル・シェリーを破り、WWF女子王座を獲得。1990年にWWFを離脱するまで、その王座を保持し続けました。彼女のWWF女子王座戴冠は、そのキャリアにおけるハイライトの一つと言えるでしょう。
ジャパン女子プロレスへの参戦
WWF離脱後、ロッキン・ロビンは
ジャパン女子プロレスに初来日しました。
ルナ・バションやシェリル・ルーサーらとタッグを組み、日本のファンを魅了しました。アメリカと日本の両方のリングで活躍したことは、彼女の国際的な人気を確立する上で重要な要素となりました。
LMLW王座獲得とLPWA参戦
アメリカでは、女子団体のLMLWでペギー・リー・レザーを破り、LMLW王座を獲得。LMLW王座はジャパン女子でもバションを相手に防衛戦を行いました。また、LPWAにも参戦し、
ウェンディ・リヒターとタッグを組むなど、精力的な活動を展開しました。
得意技
ロッキン・ロビンの得意技は、ブルドッグやクロスボディなどがあります。これらの技を駆使し、数々の強敵を打ち破ってきました。
タイトル
GLWA女子王座
LMLWインターナショナル王座
UWF女子世界王座
WWF女子王座
ロッキン・ロビンは、その輝かしいキャリアを通じて、数々のタイトルを獲得しました。これらのタイトルは、彼女の実力と人気を証明するものと言えるでしょう。
関連項目
プロレスラー一覧
外部リンク
Rockin' Robin Online World of Wrestling(英語)
ロッキン・ロビンは、その才能と努力によって、女子プロレス界に名を残しました。彼女の活躍は、多くのファンに感動と勇気を与え、女子プロレスの発展に大きく貢献しました。