ロリポップチェーンソー
『ロリポップチェーンソー』（LOLLIPOP CHAINSAW）は、2012年にグラスホッパー・マニファクチュアが開発し、角川ゲームスから発売されたホラーアクションゲームです。Xbox 360とPlayStation 3向けにリリースされ、全世界で同時発売されました。開発には、角川ゲームスの安田善巳氏と、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏という、ゲーム業界の異才同士がタッグを組んだことでも話題になりました。2014年には全世界累計販売本数が100万本を突破し、その人気を証明しました。
2022年には、安田氏が設立したDragami Gamesが本作の権利を角川ゲームスから引き継ぎ、2024年にはリメイク版『ロリポップチェーンソー RePOP』が発売されました。オリジナル版では須田氏がクリエイティブディレクターとしてクレジットされていますが、実際には安田氏がディレクター兼プロデューサーとして開発を主導し、須田氏はエグゼクティブプロデューサーとしてゲームデザインを監修したとされています。
本作はホラーアクションというジャンルでありながら、シリアスな展開と過激なゴア表現、そしてギャグやブラックジョークが入り混じる独特なコメディタッチな作風が特徴です。これは、グラスホッパー・マニファクチュアが手がけた他の作品、『ノーモア★ヒーローズ』や『シャドウ・オブ・ザ・ダムド』にも共通する特徴と言えるでしょう。
数量限定版の「PREMIUM EDITION」はCERO Z指定となっており、PS3版とXbox 360版で異なるパッケージデザインが採用されました。海外版ではゴア表現や激しい流血描写が含まれていますが、日本版では流血がキラキラと光り輝く演出に置き換えられるなど、表現がマイルドになっています。「PREMIUM EDITION」では、表現方法を通常版と同じ「KIRAKIRA VER.」と、海外版と同じ「ZAKUZAKU VER.」から選択することができ、さらに同梱のコードを入力することで、ジュリエットやボスキャラクターのボイス変更、PS3版とXbox 360版それぞれの専用コスチュームの解禁、日本語と英語の音声切り替えが可能になります。
舞台はアメリカ西海岸にあるマンモス高校「サン・ロメロ・ハイスクール」。チアリーディングを愛する模範的な女子高生、ジュリエット・スターリングは、実は古くから死霊を天国に導くゾンビハンターの家系に生まれた人間でした。彼女は学校生活の傍ら、ゾンビ退治という裏の顔を持っていました。
18歳の誕生日、ボーイフレンドのニックとの待ち合わせに向かう途中、ゾンビ化した生徒たちが彼女の前に現れます。愛用のチェーンソーを手に学校へ乗り込んだジュリエットでしたが、油断した隙に背後からゾンビに襲われます。それを庇ったニックはゾンビに腕を噛まれてしまいます。愛を告げながら死を覚悟するニックでしたが、ジュリエットは魔法を使ってニックを首だけの状態で蘇生させることに成功します。
生首となってしまったニックと共に、ジュリエットは師匠のモリカワを探して学校を駆け巡ります。モリカワと合流したものの、ゾンビ騒動の首謀者スワンによって、腐界から強力なゾンビ「闇の呼び声」が召喚されます。モリカワは「闇の呼び声」の一人ゼッドとの戦いで命を落とします。ジュリエットは姉のコーディリアや妹のロザリンドと協力しながら「闇の呼び声」と戦い、ロザリンドが敵に捕らえられるも、父ギデオンの助けで救出に成功します。
一家はスワンを止めるべく、ゾンビを蹴散らしながら学校の聖堂へ向かいます。最後の「闇の呼び声」ルイスを倒しますが、それはスワンの策略で、すべての「闇の呼び声」の死と引き換えに腐界の帝王キラビリーを召喚するためのものでした。スワンは自ら命を絶ち、キラビリーが降臨します。巨大なキラビリーを前に絶望するジュリエットでしたが、天界からモリカワが電話を寄こし、アドバイスを受けながらキラビリーにダメージを与えます。しかし、ジュリエットは捕らえられてしまい、父ギデオンがバイクで特攻、爆発に巻き込まれてしまいます。絶望するジュリエットでしたが、ニックに叱咤され立ち上がり、キラビリーの体内へ侵入します。そこにはスワンの胴体がありました。キラビリーを倒すには、ニックの頭をスワンの胴体に取り付け、制御を奪ってゾンビを切り離し、自己崩壊させる必要がありました。ニックは自らの犠牲を決意し、ジュリエットと愛を誓い、スワンの胴体に取り付けられます。
ニックの犠牲によりキラビリーは倒され、ニックは功績を讃えられて肉体を得て蘇ります。しかし、手違いで首の下はモリカワの胴体でした。ジュリエットとニックが再会を喜ぶ中、実は生きていたギデオンとコーディリア、ロザリンドが現れ、一家とニックはジュリエットの誕生日を祝うためスターリング家へ帰路に着きます。
ジュリエット・スターリング
本作の主人公。サン・ロメロハイスクールに通う18歳の女子高生で、ゾンビハンターファミリーの次女。チェーンソーを武器に戦う。チアリーディングが得意で、成績も優秀。好物はイチゴ味のロリポップ。
ニック・カーライル
ジュリエットのボーイフレンド。18歳。ゾンビに噛まれて首だけの姿になるが、ジュリエットの魔法で蘇生し、生首の状態でジュリエットをサポートする。好物はカリフォルニアロール。
ジュンジ・モリカワ
ジュリエットの師匠で、日系二世のゾンビハンター。寿司職人でもある。77歳。変態気質。好物はウニ。
コーディリア・スターリング
ゾンビハンターファミリーの長女。20歳。凄腕のスナイパー。冷静沈着な性格。好物のライフルはL115A3。
ロザリンド・スターリング
ゾンビハンターファミリーの三女。16歳。パンキッシュな衣装をまとったトラブルメーカー。好きな武器は「破壊的なもの」。
ギデオン・スターリング
ジュリエットの父親で、ゾンビハンターファミリーの家長。44歳。豪快な性格。好物はピーナッツバターとピクルスのサンドイッチ。
エリザベス・スターリング
ジュリエットの母親。44歳。お嬢様育ちの世間知らず。夫や娘がゾンビハンターであることを知らない。
ゾンビ
本作の主な敵。腐界の瘴気に汚染された人間で、生きた人間を襲う。知能はあるが、暴力性と食欲に支配されている。
スワン
事件の元凶。18歳のゴスのいじめられっ子。「闇の呼び声」を呼び出す。好物はタブレット型ラムネ。
ゼッド
「闇の呼び声」の一人。赤いモヒカンが特徴のハードコアパンクロッカー。小動物の虐待が趣味。
ビッケ
「闇の呼び声」の一人。熊の毛皮の外套を纏ったヴァイキング・メタルドラマー。ペットのゾンビ熊「ユーミル」を連れている。
マリスカ
「闇の呼び声」の一人。サイケデリックロッカー。幻覚を操り、分身する。
ジョーズィー
「闇の呼び声」の一人。オートチューンで声色を変えたPファンクロッカー。UFOを操る。
ルイス・レジェンド
「闇の呼び声」の一人。リーゼントを固めたロックンローラー。マシンガン付きギターを武器に、バイクをロボットに変形させて戦う。
キラビリー
本作のラストボス。腐界の帝王で、エルヴィス・プレスリーがゾンビ化したような外見。
ゲームは全7ステージで構成されており、各ステージは一本道です。プレイヤーはジュリエットを操作し、チェーンソーや格闘技を駆使してゾンビを倒しながら進みます。ライフはロリポップキャンディで表現され、なくなるとゲームオーバーとなります。ロリポップキャンディはステージ内に落ちており、使用することで体力を回復できます。
ゲーム中には、表示されたボタンを瞬時に押すことで、敵を倒したり攻撃を回避するQTE（クイックタイムイベント）が頻繁に発生します。失敗すると即ゲームオーバーになる場面もあります。
ステージ内には、通常の操作を応用したミニゲーム形式のイベントエリアが存在します。クリア必須で、失敗すると即ゲームオーバーとなります。
一度に3体以上のゾンビを倒すと「スパークルハンティング」が発生し、ボーナスのゾンビコインとプラチナコインを獲得できます。
ステージ内にはオンラインショップ「Chop2Shop.Zom」の端末があり、ゾンビコインを使ってロリポップなどの消耗品、パワーアップアイテム、新しいコンボ技を購入できます。プラチナコインでは、ジュリエットのコスチュームやコンセプトアートなどのコレクションアイテムを購入できます。
ステージ中には助けを求めるクラスメイトがおり、殺される前にゾンビを全滅させると救出に成功し、ゾンビコインがもらえます。救出状況はエンディングに影響し、全員救出でグッドエンド、1人でも見殺しにするとバッドエンドとなります。
リメイク版『RePOP』で追加されたシステムです。敵への攻撃ヒット数が一定に達するとチェーンレベルが上昇し、攻撃速度が上がります。チェーン終了時にはスコアボーナスとメダルを獲得できます。
『魔乳秘剣帖』、『デッドマン・ワンダーランド』、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』、『これは[[ゾンビですか?]]』とコラボレートした衣装が実装されています。対象のゾンビを倒し、入手できるメダルと引き換えにコスチュームを獲得できます。
最終ステージの特定のシーンで、ジュリエットの声優が変わるバグが存在します（日本版のみ）。
オリジナル版ではスクリレックスの楽曲など洋楽を多数使用していましたが、権利の関係で2017年からダウンロード版の販売が停止していました。
オリジナル版のイメージガールは、北米がジェシカ・ニグリ、日本版が川本まゆ。リメイク版『RePOP』では、海外コスプレイヤーのピーチミルキーとマーティーサイファーが担当。
『ロリポップチェーンソー RePOP』は、2024年9月26日に発売されたリメイク版です。PlayStation 5|PlayStation_5、Xbox Series X/S|Xbox Series X_S、Nintendo Switch、PC(Steam)に対応し、PlayStation 4|PlayStation_4とXbox One版は2024年12月2日に発売されました。Dragami Gamesが開発を担当し、グラスホッパー・マニファクチュアや脚本家のジェームズ・ガンは関わっていません。
基本的な内容はオリジナル版を踏襲しつつ、グラフィックの向上、ロード時間の短縮、操作性の改善、QTEのオート化などの調整が施されています。クリア後にはリアルタイムアタックが解禁されます。オリジナル版の「KIRAKIRA VER.」は「RePOPモード」、「ZAKUZAKU VER.」は「ORIGINALモード」と名称が変更され、ジュリエットの声には田村ゆかりが追加されました。また、英語音声も選択可能です。BGMはオリジナル曲中心に差し替えられ、コスチュームも一部変更されています。
ビジュアルブック
『ロリポップチェーンソー Go☆Fight☆Win!! ~ビジュアル&ゲームナビ~』（2012年6月28日発売、エンターブレイン）
コミック
『ロリポップチェーンソー』（作画：ハル、2013年2月15日発売、エンターブレイン）
* パチスロ
『パチスロ ロリポップチェーンソー』（2016年、藤商事）
2022年には、安田氏が設立したDragami Gamesが本作の権利を角川ゲームスから引き継ぎ、2024年にはリメイク版『ロリポップチェーンソー RePOP』が発売されました。オリジナル版では須田氏がクリエイティブディレクターとしてクレジットされていますが、実際には安田氏がディレクター兼プロデューサーとして開発を主導し、須田氏はエグゼクティブプロデューサーとしてゲームデザインを監修したとされています。
作品概要
本作はホラーアクションというジャンルでありながら、シリアスな展開と過激なゴア表現、そしてギャグやブラックジョークが入り混じる独特なコメディタッチな作風が特徴です。これは、グラスホッパー・マニファクチュアが手がけた他の作品、『ノーモア★ヒーローズ』や『シャドウ・オブ・ザ・ダムド』にも共通する特徴と言えるでしょう。
数量限定版の「PREMIUM EDITION」はCERO Z指定となっており、PS3版とXbox 360版で異なるパッケージデザインが採用されました。海外版ではゴア表現や激しい流血描写が含まれていますが、日本版では流血がキラキラと光り輝く演出に置き換えられるなど、表現がマイルドになっています。「PREMIUM EDITION」では、表現方法を通常版と同じ「KIRAKIRA VER.」と、海外版と同じ「ZAKUZAKU VER.」から選択することができ、さらに同梱のコードを入力することで、ジュリエットやボスキャラクターのボイス変更、PS3版とXbox 360版それぞれの専用コスチュームの解禁、日本語と英語の音声切り替えが可能になります。
ストーリー
舞台はアメリカ西海岸にあるマンモス高校「サン・ロメロ・ハイスクール」。チアリーディングを愛する模範的な女子高生、ジュリエット・スターリングは、実は古くから死霊を天国に導くゾンビハンターの家系に生まれた人間でした。彼女は学校生活の傍ら、ゾンビ退治という裏の顔を持っていました。
18歳の誕生日、ボーイフレンドのニックとの待ち合わせに向かう途中、ゾンビ化した生徒たちが彼女の前に現れます。愛用のチェーンソーを手に学校へ乗り込んだジュリエットでしたが、油断した隙に背後からゾンビに襲われます。それを庇ったニックはゾンビに腕を噛まれてしまいます。愛を告げながら死を覚悟するニックでしたが、ジュリエットは魔法を使ってニックを首だけの状態で蘇生させることに成功します。
生首となってしまったニックと共に、ジュリエットは師匠のモリカワを探して学校を駆け巡ります。モリカワと合流したものの、ゾンビ騒動の首謀者スワンによって、腐界から強力なゾンビ「闇の呼び声」が召喚されます。モリカワは「闇の呼び声」の一人ゼッドとの戦いで命を落とします。ジュリエットは姉のコーディリアや妹のロザリンドと協力しながら「闇の呼び声」と戦い、ロザリンドが敵に捕らえられるも、父ギデオンの助けで救出に成功します。
一家はスワンを止めるべく、ゾンビを蹴散らしながら学校の聖堂へ向かいます。最後の「闇の呼び声」ルイスを倒しますが、それはスワンの策略で、すべての「闇の呼び声」の死と引き換えに腐界の帝王キラビリーを召喚するためのものでした。スワンは自ら命を絶ち、キラビリーが降臨します。巨大なキラビリーを前に絶望するジュリエットでしたが、天界からモリカワが電話を寄こし、アドバイスを受けながらキラビリーにダメージを与えます。しかし、ジュリエットは捕らえられてしまい、父ギデオンがバイクで特攻、爆発に巻き込まれてしまいます。絶望するジュリエットでしたが、ニックに叱咤され立ち上がり、キラビリーの体内へ侵入します。そこにはスワンの胴体がありました。キラビリーを倒すには、ニックの頭をスワンの胴体に取り付け、制御を奪ってゾンビを切り離し、自己崩壊させる必要がありました。ニックは自らの犠牲を決意し、ジュリエットと愛を誓い、スワンの胴体に取り付けられます。
ニックの犠牲によりキラビリーは倒され、ニックは功績を讃えられて肉体を得て蘇ります。しかし、手違いで首の下はモリカワの胴体でした。ジュリエットとニックが再会を喜ぶ中、実は生きていたギデオンとコーディリア、ロザリンドが現れ、一家とニックはジュリエットの誕生日を祝うためスターリング家へ帰路に着きます。
登場人物
主人公と関係者
ジュリエット・スターリング
本作の主人公。サン・ロメロハイスクールに通う18歳の女子高生で、ゾンビハンターファミリーの次女。チェーンソーを武器に戦う。チアリーディングが得意で、成績も優秀。好物はイチゴ味のロリポップ。
ニック・カーライル
ジュリエットのボーイフレンド。18歳。ゾンビに噛まれて首だけの姿になるが、ジュリエットの魔法で蘇生し、生首の状態でジュリエットをサポートする。好物はカリフォルニアロール。
ジュンジ・モリカワ
ジュリエットの師匠で、日系二世のゾンビハンター。寿司職人でもある。77歳。変態気質。好物はウニ。
コーディリア・スターリング
ゾンビハンターファミリーの長女。20歳。凄腕のスナイパー。冷静沈着な性格。好物のライフルはL115A3。
ロザリンド・スターリング
ゾンビハンターファミリーの三女。16歳。パンキッシュな衣装をまとったトラブルメーカー。好きな武器は「破壊的なもの」。
ギデオン・スターリング
ジュリエットの父親で、ゾンビハンターファミリーの家長。44歳。豪快な性格。好物はピーナッツバターとピクルスのサンドイッチ。
エリザベス・スターリング
ジュリエットの母親。44歳。お嬢様育ちの世間知らず。夫や娘がゾンビハンターであることを知らない。
敵勢力
ゾンビ
本作の主な敵。腐界の瘴気に汚染された人間で、生きた人間を襲う。知能はあるが、暴力性と食欲に支配されている。
スワン
事件の元凶。18歳のゴスのいじめられっ子。「闇の呼び声」を呼び出す。好物はタブレット型ラムネ。
ゼッド
「闇の呼び声」の一人。赤いモヒカンが特徴のハードコアパンクロッカー。小動物の虐待が趣味。
ビッケ
「闇の呼び声」の一人。熊の毛皮の外套を纏ったヴァイキング・メタルドラマー。ペットのゾンビ熊「ユーミル」を連れている。
マリスカ
「闇の呼び声」の一人。サイケデリックロッカー。幻覚を操り、分身する。
ジョーズィー
「闇の呼び声」の一人。オートチューンで声色を変えたPファンクロッカー。UFOを操る。
ルイス・レジェンド
「闇の呼び声」の一人。リーゼントを固めたロックンローラー。マシンガン付きギターを武器に、バイクをロボットに変形させて戦う。
キラビリー
本作のラストボス。腐界の帝王で、エルヴィス・プレスリーがゾンビ化したような外見。
システム
基本システム
ゲームは全7ステージで構成されており、各ステージは一本道です。プレイヤーはジュリエットを操作し、チェーンソーや格闘技を駆使してゾンビを倒しながら進みます。ライフはロリポップキャンディで表現され、なくなるとゲームオーバーとなります。ロリポップキャンディはステージ内に落ちており、使用することで体力を回復できます。
QTE
ゲーム中には、表示されたボタンを瞬時に押すことで、敵を倒したり攻撃を回避するQTE（クイックタイムイベント）が頻繁に発生します。失敗すると即ゲームオーバーになる場面もあります。
ミニゲーム
ステージ内には、通常の操作を応用したミニゲーム形式のイベントエリアが存在します。クリア必須で、失敗すると即ゲームオーバーとなります。
スパークルハンティング
一度に3体以上のゾンビを倒すと「スパークルハンティング」が発生し、ボーナスのゾンビコインとプラチナコインを獲得できます。
ショップ
ステージ内にはオンラインショップ「Chop2Shop.Zom」の端末があり、ゾンビコインを使ってロリポップなどの消耗品、パワーアップアイテム、新しいコンボ技を購入できます。プラチナコインでは、ジュリエットのコスチュームやコンセプトアートなどのコレクションアイテムを購入できます。
クラスメイトの救出
ステージ中には助けを求めるクラスメイトがおり、殺される前にゾンビを全滅させると救出に成功し、ゾンビコインがもらえます。救出状況はエンディングに影響し、全員救出でグッドエンド、1人でも見殺しにするとバッドエンドとなります。
チェーンヒットハンティング
リメイク版『RePOP』で追加されたシステムです。敵への攻撃ヒット数が一定に達するとチェーンレベルが上昇し、攻撃速度が上がります。チェーン終了時にはスコアボーナスとメダルを獲得できます。
コラボレート衣装
『魔乳秘剣帖』、『デッドマン・ワンダーランド』、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』、『これは[[ゾンビですか?]]』とコラボレートした衣装が実装されています。対象のゾンビを倒し、入手できるメダルと引き換えにコスチュームを獲得できます。
トリビア
最終ステージの特定のシーンで、ジュリエットの声優が変わるバグが存在します（日本版のみ）。
オリジナル版ではスクリレックスの楽曲など洋楽を多数使用していましたが、権利の関係で2017年からダウンロード版の販売が停止していました。
オリジナル版のイメージガールは、北米がジェシカ・ニグリ、日本版が川本まゆ。リメイク版『RePOP』では、海外コスプレイヤーのピーチミルキーとマーティーサイファーが担当。
リメイク
『ロリポップチェーンソー RePOP』は、2024年9月26日に発売されたリメイク版です。PlayStation 5|PlayStation_5、Xbox Series X/S|Xbox Series X_S、Nintendo Switch、PC(Steam)に対応し、PlayStation 4|PlayStation_4とXbox One版は2024年12月2日に発売されました。Dragami Gamesが開発を担当し、グラスホッパー・マニファクチュアや脚本家のジェームズ・ガンは関わっていません。
基本的な内容はオリジナル版を踏襲しつつ、グラフィックの向上、ロード時間の短縮、操作性の改善、QTEのオート化などの調整が施されています。クリア後にはリアルタイムアタックが解禁されます。オリジナル版の「KIRAKIRA VER.」は「RePOPモード」、「ZAKUZAKU VER.」は「ORIGINALモード」と名称が変更され、ジュリエットの声には田村ゆかりが追加されました。また、英語音声も選択可能です。BGMはオリジナル曲中心に差し替えられ、コスチュームも一部変更されています。
関連商品
ビジュアルブック
『ロリポップチェーンソー Go☆Fight☆Win!! ~ビジュアル&ゲームナビ~』（2012年6月28日発売、エンターブレイン）
コミック
『ロリポップチェーンソー』（作画：ハル、2013年2月15日発売、エンターブレイン）
* パチスロ
『パチスロ ロリポップチェーンソー』（2016年、藤商事）
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