ローガン・フォーサイス

ジョン・ローガン・フォーサイス（John Logan Forsythe）は、アメリカ合衆国テネシー州メンフィス出身の元プロ野球選手です。内野手として、右投右打でプレーしました。愛称は「ロジー・ベアー（Logie Bear）」です。

経歴

アーカンソー大学時代には、2007年のパンアメリカン競技大会でアメリカ合衆国代表に選出され、銀メダルを獲得しました。

2008年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから1巡目追補（全体46位）で指名され、プロ入りを果たしました。当初は三塁手としてプレーしていましたが、後に二塁手に転向しました。

2011年5月4日にメジャーデビュー。チェイス・ヘッドリーとの兼ね合いで、二塁と三塁を併用されました。2012年は左足の種子骨を骨折し、故障者リスト入り。復帰後は二塁手としてレギュラーに定着しました。

2014年1月22日にタンパベイ・レイズへ移籍。内野のスーパーサブとして110試合に出場し、打率.223、6本塁打、26打点を記録しました。2015年には、二塁手のレギュラーに抜擢され、打率.281、17本塁打、68打点、9盗塁と躍進。本塁打、打点ともにエバン・ロンゴリアに次ぐチーム2位となり、中軸打者として存在感を示しました。2016年は127試合に出場し、打率.264、20本塁打、52打点を記録しました。

2017年1月23日にロサンゼルス・ドジャースへ移籍。2018年7月31日にはミネソタ・ツインズへ移籍しました。同年オフにFAとなりました。

2019年2月26日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、メジャー契約を経て40人枠入り。同年オフにFAとなりました。

2020年はフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結びましたが、自由契約となり、その後マイアミ・マーリンズとメジャー契約を結びました。同年オフにFAとなりました。

2021年5月4日にミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約。AAA級ナッシュビルでは17試合に出場し、打率.250という結果に終わり、同年6月18日に自由契約となりました。この年限りで現役を引退しました。

引退後

2024年からは、大学時代を過ごしたアーカンソー州の放送局で野球中継に出演しています。

詳細な年度別打撃成績、年度別投手成績、年度別守備成績は省略します。

プレースタイル

内野の複数のポジションをこなせるユーティリティ性と、状況に応じた打撃でチームに貢献しました。特に、レイズ時代には二塁手としてレギュラーに定着し、持ち前の打撃センスを発揮しました。

ジョン・ローガン・フォーサイスは、メジャーリーグにおいて様々なチームで活躍し、そのユーティリティ性と堅実なプレーで多くのファンに記憶される選手です。

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