ローガン・ポール

ローガン・ポールの概要

ローガン・アレクサンダー・ポール（Logan Alexander Paul）は、1995年4月1日生まれのアメリカ・オハイオ州出身の人物です。彼はYouTuber、インターネットセレブリティ、俳優、プロボクサー、プロレスラーとして活動しており、弟のジェイク・ポールも同様にYouTuberとして注目されています。ローガンは2017年のティーン・チョイス・アワードで男性ウェブスター、コメディウェブスター、YouTuberの賞を受賞しました。

幼少期とキャリアの始まり

ローガンは中学校の頃から弟と共にYouTube動画の制作を始めました。また、ウェストレイク高校ではアメリカンフットボールのラインバッカーやアマチュアレスリングでも活躍。オハイオ州を拠点にVineに動画を投稿し、90万人以上のフォロワーを獲得しました。成功を求めてオハイオ大学を中退し、ロサンゼルスへ移住。ここで、コメディ動画の制作に力を入れ始めました。

YouTubeキャリアと論争

彼のYouTubeキャリアは急速に成長し、YouTubeより資金を提供される番組に出演。しかし、2017年12月には青木ヶ原の森林で死体を撮影した動画が物議を醸し、これが大きな批判を呼びました。この事件により、ポールは広告配信から除外され、彼のキャリアに影を落としました。にもかかわらず、彼の年収は14億円とされ、Facebook投稿1回あたり15万ドルを稼いでいると言われています。

ボクシングへの転身

アマチュアボクシング

2018年8月には、イギリスのYouTuber KSIとのアマチュアボクシングの試合に出場し、引き分けに終わりました。この試合は「歴史上最大のインターネットイベント」として注目され、ペイ・パー・ビューで120万件以上の売上を記録しました。

プロボクシングデビュー

2019年11月にはKSIと再戦し、プロボクシングデビューを果たしましたが、判定で敗北。この試合は金儲け目的と批判されながらも、多くのボクシングファンから支持されました。ボクシングコミッションによると、ポールのファイトマネーは90万ドルに達したと言われています。試合の興行面でも、視聴者数がDAZNの過去最高を記録するなど、大きな成功を収めました。

メイウェザーとのエキシビション

2021年6月には、フロイド・メイウェザーとのエキシビションマッチが行われ、無判定で対決。体重差があったものの、試合は大きな注目を集めました。試合を通じてローガンは一部でメイウェザーを追い詰める場面もありましたが、勝敗はつきませんでした。

プロレスラーとして

2021年にはWWEに参戦し、スマックダウンやレッスルマニアでパフォーマンスを披露。特に、レッスルマニア38ではプロレスデビューを果たし、観客の心を掴むことに成功しました。2022年には正式にWWEと契約を結び、今後の活躍が期待されています。

不祥事と影響

ポールは青木ヶ原の事件を受け、YouTubeの収益化基準が厳格化されるきっかけを作りました。彼の行動に対する批判は根強く、特に動画の内容に対しては他のYouTuberや俳優からも非難の声が上がりました。

終わりに

ローガン・ポールのキャリアは多くの成功と同時に、数々の論争や批判に囲まれた波乱に満ちたものです。これからも彼の活動に注目が集まるでしょう。

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