ワンダースワンのゲームタイトル一覧

ワンダースワン ゲームタイトル一覧

ワンダースワンは、1999年にバンダイから発売された携帯型ゲーム機です。低価格ながらも独自の魅力を持ち、多くのゲームファンを魅了しました。ここでは、ワンダースワン、ワンダースワンカラー対応、ワンダースワンカラー専用として発売された全199タイトルを、発売順に紹介します。

ワンダースワンとは

1999年に4,800円という低価格で発売されたワンダースワンは、当時としては珍しいモノクロ液晶を搭載していました。翌年にはカラー表示に対応したワンダースワンカラーが6,800円で発売され、より鮮やかなゲーム体験を提供しました。2002年には、TFT液晶を採用し視認性を向上させたスワンクリスタルが登場しています。

開発には、ゲーム&ウオッチやゲームボーイの開発で知られる任天堂の元社員・横井軍平氏が携わっています。本体と同時発売された『GUNPEY』は、横井氏の遺作であり、彼の名前にちなんで名付けられました。シンプルなルールながらも奥深いゲーム性は、多くのプレイヤーを魅了し、ワンダースワンを代表するタイトルとなりました。

アスキーの調査によると、ワンダースワンのユーザー層は16歳以上が7割を占めていました。特にワンダースワンカラーは、10代の男女をターゲットとしており、任天堂のゲームボーイシリーズとの差別化を図っていました。

サードパーティーからは、ファイナルファンタジーシリーズをはじめとするスクウェアのヒット作が移植されたほか、「サガシリーズ」の河津秋敏氏が手掛けた『ワイルドカード』などのオリジナルタイトルも登場しました。

また、ワンダースワンは縦画面でのプレイにも対応しており、縦書きのノベルゲームや『クレイジークライマー』のように高さが重要なゲームで、その特性が活かされました。

バンダイとキュートが共同で開催した、ワンダーウィッチを用いたプログラミングコンテスト「WonderWitchプログラミングコンテスト」からは、『JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-』などの入賞作が商品化され、インディーズゲームの可能性も示しました。

一方で、操作性の悪さを指摘する声もありましたが、そのユニークなデザインと豊富なゲームラインナップで、独自の地位を確立しました。

タイトル一覧

ワンダースワン（モノクロ）

1999年から2001年にかけて、全108タイトルが発売されました。

ワンダースワンカラー対応

2000年から2002年にかけて、全20タイトルが発売されました。

ワンダースワンカラー専用

2000年から2004年にかけて、全71タイトルが発売されました。

その他

TENORI-ON （2001年岩井俊雄個展会場でのみ販売）
Dicing Knight （2003年WWGP2003最終選考会場でのみ販売）

非売品

SDガンダム オペレーションU.C. スペシャルパッケージ （ガシャポンの抽選プレゼント）
デジモンアドベンチャー キャンペーン限定バージョン
スターハーツ 〜星と大地の使者〜 体験版 （ファミ通の抽選プレゼント）

発売されなかったタイトル

（情報なし）

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