七張駅

七張駅（しちちょうえき）

七張駅は、台湾新北市新店区にある台北捷運新店線および小碧潭支線の駅で、駅番号はG03です。この駅は、かつて存在していた台湾鉄路管理局新店線の同名駅の跡地に設置されました。

駅の概要

七張駅は、北新路の地下に位置しています。駅名は、所在地に由来すると同時に、かつて存在した台湾鉄路管理局新店線にあたる「七張」という名前から取られています。初めは「七張犁」という名称で、これは7本の犂（すき）で耕作できる広さを示すものでした。似た命名は文山線の六張犁駅にも見られます。

利用可能な路線

当駅では、以下の路線が利用できます：

• - 台北捷運 新店線（松山新店線）
• - 小碧潭支線

歴史

台鉄七張駅

• - 1936年11月26日: 臺北鐵道新店線に七張犁乘降場が設置される。
• - 戦後、この施設は台湾鉄路管理局の新店線となり、七張駅と改称されました。
• - 1965年3月25日: 台湾鉄路管理局新店線が廃止され、同時に七張駅も廃止されました。

台北捷運

• - 1999年11月11日: 新店線の古亭と新店間が開業し、当駅が運用を開始します。
• - 2004年9月29日: 小碧潭支線の七張～小碧潭間が正式に開業しました。
• - 2005年4月13日: 2号出口が利用可能になります。
• - 2017年10月13日: 可動式ホーム柵が供用開始されました。

駅の構造

七張駅は、相対式ホームが2面2線ある地下駅で、出入口が2箇所設けられています。

• - 駅出口:

- 出口1：北新路二段（北新路の東側）
- 出口2：民族路（北新路の西側）

利用状況

当駅は、台北捷運の駅だけでなく、周辺には「捷運七張駅」のバス停や「七張」のバス停があり、多数のバスが運行されています。また、現在は小碧潭支線専用のホームがなく、新店線と小碧潭支線のホームを共用しています。小碧潭駅を発車した電車は、当駅の1番線に入って客を降ろし、その後、駅北側の引き上げ線に進んで反対方向へ出発します。2番線には小碧潭駅方面の時刻表も掲示されており、小碧潭支線の乗客は、前の3両に待機することが求められます。

駅周辺の施設

• - 新店区公所
• - 特力屋（新店店）
• - 裕隆生活城
• - 技嘉科技
• - 台北富邦銀行（本駅と大坪林駅の間）
• - 北新国小
• - 大豊国小
• - YouBike（新北市の公共自転車）

隣接する駅

台湾鉄路管理局（新店線・廃線）

• - 大坪林駅 - 七張駅 - 新店駅

台北捷運

• - 新店線（松山新店線）: 大坪林駅 G04 - 七張駅 G03 - 新店区役所駅 G02
• - 小碧潭支線: 七張駅 G03 - 小碧潭駅 G30A

このように、七張駅は多くの交通手段が集まり、周辺には便利な商業施設が多数整備されているため、住民や訪問者にとって重要な交通ハブとなっています。

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