三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア：神宮外苑の緑に抱かれた都会のオアシス

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアは、東京都新宿区霞ヶ丘町、緑豊かな神宮外苑に佇むホテルです。かつて神宮プールのあった跡地に建設され、新宿御苑や赤坂御用地にも近接する恵まれた立地が最大の特徴と言えるでしょう。国立競技場や東京体育館、明治神宮野球場、秩父宮ラグビー場といったスポーツ施設、そして聖徳記念絵画館やイチョウ並木など、自然と歴史が調和した環境の中で、快適な滞在を提供しています。

このホテルは、三井ガーデンホテルズのプレミアシリーズとして、全国で5番目、都内では3番目の施設として2019年11月22日に開業しました。JR中央・総武線千駄ヶ谷駅・信濃町駅から徒歩圏内、都営大江戸線国立競技場駅も至近距離と、公共交通機関のアクセスも抜群です。

ホテルの魅力：全室バルコニーと充実の設備

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアの魅力は、その立地と設備の両面にあります。まず、全客室にバルコニーを設け、神宮外苑や新宿御苑の景色を満喫できる設計となっています。客室は広々とした空間を確保し、ゆったりとくつろげるよう配慮されています。

さらに、スポーツイベントや観光客のニーズにも対応するため、共用スペースの充実にも力を入れています。大浴場やフィットネスジムに加え、会議室なども完備しており、ビジネス利用にも最適です。1階にはレストラン「RISTORANTE E’VOLTA」、ベーカリーショップ「THE GROVE BAKERY」、2階にはエンターテイメント施設「Dialog in the Dark」など、多様な施設が揃っています。屋上テラスからは、素晴らしい眺望が楽しめます。

開発の経緯：神宮外苑再開発と街づくりの取り組み

このホテルの建設は、神宮外苑の再開発計画と深く関わっています。2010年代初頭から、東京オリンピック開催に向けた神宮外苑地区の再開発計画が推進され、スポーツ施設の整備や都市環境の向上を目指した取り組みが続けられてきました。

その中で、旧神宮プール跡地の活用策として、三井不動産によるホテル建設が決定。明治神宮との連携のもと、周辺環境に配慮した設計が行われ、2018年に着工、翌2019年に竣工、開業に至りました。建設にあたっては、景観保護の観点からの厳しい審査がありましたが、周辺環境への配慮、地域社会との調和を図りながら、計画は実現しました。

建築概要と主要施設

所在地：東京都新宿区霞ヶ丘町11番地3号

敷地面積：4,330m²

建築面積：1,730m²

延床面積：15,800m²

構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地上13階建

高さ：50m

客室数：362室

建築主：三井不動産株式会社

設計：株式会社日建設計

施工：清水建設株式会社

ホテルは、地域社会に貢献する施設として、観光客やビジネスマン、そして近隣住民にとって、魅力的な空間を提供しています。神宮外苑の豊かな自然と調和した、都会のオアシスとして、今後も多くの人々から愛されるホテルとなるでしょう。

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