三交伊勢志摩交通

三交伊勢志摩交通株式会社の概要

三交伊勢志摩交通株式会社は、三重県伊勢市神田久志本町に本社を構える、乗合バスおよび貸切バスの運営を行う企業です。本会社は三重交通グループホールディングスの一員であり、伊勢市や度会郡玉城町内のいくつかのバス路線を管理・運営しています。

沿革

この会社は2000年7月3日に設立され、翌年の2001年7月9日には三重交通から高速バス志摩線を引き継ぎました。志摩スペイン村と東京方面（池袋・練馬）を結ぶこの路線は、2002年12月にルート延長を行い、さいたま市（大宮）までの運行が開始されました。また、伊勢志摩側の一部路線が改変された結果、鳥羽バスセンターから大宮までの便が運行されています。

現行路線

高速路線

• - 高速鳥羽大宮線

一般路線

以下に、現在運行されている一般路線の詳細を記します。

有滝線 (13系統)

• - ルート: イオン伊勢店 - いせトピア または 伊勢学園前 - 伊勢市駅前 - 有滝
• - 運行: 早朝と夜間は伊勢市駅前 - 有滝間のみの運行
• - 2000年10月20日に三重交通から路線譲渡を受けました。
• - 2008年4月20日には一部の便をいせトピア経由から伊勢女子高前経由に変更しました。

伊勢玉城線 (24系統)

• - A回り: 伊勢市駅前 - 度会橋 - 掛橋 - 宮忠・MEGAドン・キホーテ前 - 玉城病院前 - 田丸駅前 - 田丸城跡（玉城町役場前） - 田丸駅前 - 玉城病院前 - 上地 - 度会橋 - 伊勢市駅前
• - B回り: 伊勢市駅前 - 度会橋 - 上地 - 玉城病院前 - 田丸駅前 - 田丸城跡（玉城町役場前） - 田丸駅前 - 玉城病院前 - 宮忠・MEGAドン・キホーテ前 - 掛橋 - 度会橋 - 伊勢市駅前
• - 2000年10月20日に三重交通から譲渡され、2006年4月1日からは田丸駅前への乗り入れが開始されました。
• - 2019年10月1日には、三重交通の松阪伊勢線が廃止となり、一部区間が玉城線に統合され名称が伊勢玉城線に改称されました。

車両

一般路線においては、三重交通及び八風バスで使用されていた中型および小型バスが引き続き使われています。特に、社名プリントの変更だけが行われています。規模の拡大に伴い、2009年からは玉城線、2011年からは有滝線において小型バスが導入されています。

運賃体系

一般路線での運賃は三重交通の伊勢営業所管内の路線と同様で、三重交通が発行しているIC乗車カードや回数券、定期乗車券がそのまま利用可能です。地域住民および観光客にとって便利な交通手段を提供しています。

関連項目

• - 三重交通
• - 三重交通伊勢営業所

三交伊勢志摩交通株式会社は、地域の交通ニーズに応える重要な役割を果たしており、伊勢市や周辺地域の移動を支えるために努力を続けています。

もう一度検索