三木ホースランドパーク

三木ホースランドパーク

三木ホースランドパークは、兵庫県三木市に位置する馬事公苑で、自然とともに馬術競技を楽しめる施設です。1994年6月15日に、日本中央競馬会（JRA）と三木市の共同によって開苑しました。ここでは、馬術に関連する多様な施設が整備されており、訪れる人々に多くの体験を提供しています。

施設概要

公苑内には、馬術競技のための運動場や、宿泊施設、キャンプ場が整っており、訪問者はリラックスしながら各種イベントに参加することができます。また、「道の駅みき」も併設されており、地域の名産品や軽食を楽しむことができます。さらに、国際競走馬の輸出入に際して必要な検疫検査を行うための厩舎も備えています。

三木ホースランドパークは、2006年ののじぎく兵庫国体、2015年の紀の国わかやま国体、2017年の愛顔つなぐえひめ国体、そして2024年と2025年に開催されるわたSHIGA輝く国スポの馬術競技の会場としても利用され、大きなスポーツイベントの一翼を担っています。

大会とイベント

この公園では、阪神競馬場にて毎年行われる三木ホースランドパークジャンプステークスが際立っています。この競技は障害競走であり、2012年までは12月に開催されていましたが、以降は3月末から4月上旬にかけて行われています。

また、2010年から毎年開催される「全国ポニー競馬選手権大会・ジョッキーベイビーズ」の関西地区大会、通称「みっきぃポニーレース大会」も見どころの一つです。2022年には第12回大会が行われ、出場選手たちは全国決勝大会の出場権を獲得するチャンスを得ました。大会は小学生から中学生を対象にしており、特別な部門も用意されています。

繋養馬

三木ホースランドパークでは、数々の競走馬が繋養されています。代表的な馬には、弥生賞や京成杯を制した「マイネルチャールズ」、朝日杯フューチュリティステークスの勝馬「マイネルレコルト」、ダイヤモンドステークスを制した「モンテクリスエス」がいます。また、過去には日本の競馬界で名を馳せた多くの馬たちもこの地で過ごしました。

アクセス

三木ホースランドパークへのアクセスは、車と電車の2通りがあります。車利用の場合、山陽自動車道の三木小野ICから国道175号を約3km南下すると到着します。電車を利用する場合は、神戸電鉄の三木駅からタクシーで約10分、または恵比須駅からは土日のみ運行されるみっきぃバスが利用できます。バスは一日9往復しており、気軽に訪れることができます。

このように、三木ホースランドパークは、馬術や競馬愛好者だけでなく、自然を楽しむ全ての人々にとって理想的なスポットです。豊かな自然の中で、馬とのふれあいや、競技を通じて素晴らしいひとときを過ごすことができる場所となっています。

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