三重県道15号久居美杉線

三重県道15号久居美杉線

三重県道15号久居美杉線は、三重県津市を東西に結ぶ主要地方道です。起点から終点まで約34kmの道のりは、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、津市久居射場町を起点とし、美杉町奥津を終点としています。その総延長、実延長ともに34.2092kmです。

道路上には、73本の橋梁（総延長1.3301m）と3本のトンネル（総延長1.3680km）が存在します。

歴史

この道路は、その成立過程において、いくつかの変遷を経ています。

1955年（昭和30年）：奈良県道・三重県道として主要地方道久居家城榛原線に指定
1974年（昭和49年）：一部区間が国道369号に昇格
1976年（昭和51年）：建設省により、久居美杉線として主要地方道に再指定
1977年（昭和52年）：国道369号の指定から外れた区間が、三重県道15号久居美杉線として再指定
1993年（平成5年）：建設省により、主要地方道として再指定

路線状況

別名

伊勢北街道（津市内）

重複区間

三重県道29号松阪青山線（津市白山町南家城 - 津市美杉町竹原）

主な道路構造物

小戸木橋: 津市久居小戸木町、雲出川に架かる橋。
井生跨線橋・一志白山トンネル: 津市一志町井生と同市白山町川口を結ぶ。跨線橋（63m）とトンネル（479m）により、踏切を回避。2006年11月17日開通。
須渕バイパス: 津市美杉町八知。大野大橋、須渕トンネル（663m）、鎌倉トンネル（226m）などから構成。雲出川沿いの屈曲路を解消。2006年3月29日開通。

交通規制

以下の区間では、降水量による交通規制があります。

津市一志町井関 - 津市一志町大仰 (2.0 km): 時間雨量35mm/hまたは連続雨量120mm
津市美杉町大野 - 津市美杉町小西 (1.7 km): 時間雨量35mm/hまたは連続雨量120mm

地理

通過する自治体

津市

交差する道路

国道165号・三重県道55号久居河芸線（起点）
三重県道24号松阪久居線（津市久居中町）
三重県道67号一志嬉野線（津市一志町庄村）
三重県道503号一志出家線（津市一志町田尻）
三重県道58号松阪一志線（津市一志町田尻）
三重県道43号一志美杉線・三重県道666号八知下多気一志線（津市一志町井関）
三重県道549号石橋停車場線（津市一志町井生）
三重県道663号二本木御衣田線（津市白山町川口）
三重県道28号亀山白山線（津市白山町川口）
三重県道580号白山小津線・三重県道664号垣内御城線（津市白山町川口）
三重県道29号松阪青山線（津市白山町南家城）
三重県道29号松阪青山線（津市美杉町竹原）
三重県道39号青山美杉線（津市美杉町八知）
三重県道667号太郎生伊勢八知停車場線（津市美杉町八知）
三重県道666号八知下多気一志線（津市美杉町八知）
* 国道368号（国道369号・国道422号重複）（終点）

沿線施設

沿線には、地域の生活を支える様々な施設が存在します。

まとめ

三重県道15号久居美杉線は、津市を東西に結び、地域の歴史と自然、そして人々の生活を繋ぐ重要な道です。この道路を利用する際は、交通規制などに注意し、安全運転を心がけましょう。

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